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【動画】香川先制、レバがハットトリック ドルトムントがバイエルンに歴史的大勝

YOJI-GEN

 ドルトムントは現在、バイエルンに6連敗中。12月4日(現地時間)に今季の初対戦が控えているが、昨季まで9シーズン連続でブンデスリーガを制している絶対王者に、2019年8月のドイツ・スーパーカップでの勝利を最後に1度も勝てていない。通算の対戦成績でも大きく負け越している。

 しかし、ユルゲン・クロップ監督(現リバプール)に率いられた7シーズンは、9勝3分10敗とほぼ互角に渡り合った。特に10-11、11-12の2シーズンは、5戦全勝とライバルを圧倒。そのなかでもハイライトと言えるのが、11-12シーズンの最終戦となったDFBカップ(国内カップ戦)決勝だ。ドルトムントは5-2という大差で歴史的な勝利を飾った。

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 12年5月12日、会場はベルリンのオリンピア。このシーズン、バイエルンを蹴落としてリーグ連覇を果たしたドルトムントは、2冠をかけてそのライバルと相対した。

 先制点が生まれたのは開始早々の3分。ロベルト・レバンドフスキからパスを受けた香川真司が、バイエルン守備陣のギャップを突いて前方にスルーパスを送る。これを右から走り込んだヤクブ・ブワシュチコフスキが、飛び出してきたGKマヌエル・ノイアーがボールに触れる寸前に折り返し、中央の香川が無人のゴールに流し込んだ。

 アリエン・ロッベンのPKで一度は追いつかれたものの、ドルトムントは主導権を渡さない。ロマン・ヴァイデンフェラーの負傷でGKの交代を余儀なくされるアクシデントに見舞われながらも、ブワシュチコフスキが倒されて得たPKをマッツ・フンメルスが冷静に決め、41分に再びリードを奪う。そして前半アディショナルタイムには、香川の左足のスルーパスにレバンドフスキが抜け出し、名手ノイアーの足の間を抜いてゴールをゲット。3-1でハーフタイムを迎えた。

 ドルトムントは後半に入っても攻めの手を緩めない。58分には、ケビン・グロスクロイツの横パスをゴール前やや右寄りの位置で受けたレバンドフスキが、右足の強烈なシュートでネットを揺らす。72分のフランク・リベリのゴールでリードは2点に縮まったが、その9分後に三度(みたび)レバンドフスキ。右SBのウカシュ・ピシュチェクがペナルティエリアの右側で粘り、中央に折り返したボールをヘッドで叩き込み、決定的な5点目をもたらした。

クロップ監督(左)時代のドルトムントが最も成功を収めたのが、2冠を達成した11-12シーズン。DFBカップ決勝では、香川、レバンドフスキら攻撃の中核が素晴らしい働きを見せ、バイエルンから大量5ゴールを奪った 【DUGOUT】

 バイエルンを相手に5点以上奪って勝ったのは、67-68シーズンのブンデスリーガで6-3の勝利を収めて以来。ドルトムントがクラブ史に残る大勝で、創設以来初の2冠を達成した。
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