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【動画】無双状態だった若き日のドログバ 大きく飛躍したマルセイユ時代のゴール集

YOJI-GEN


 ディディエ・ドログバが国際的な知名度を一気に高めたのが、マルセイユ時代だ。フランスのル・マンで本格的にキャリアをスタートしたコートジボワール人FWは、2002-03シーズンにリーグ1(フランス1部)のギャンガンでブレイク。そのシーズン後、フランス随一の人気クラブに引き抜かれた。
 ドログバがマルセイユでプレーしたのは、03-04シーズンの1シーズンのみ。しかし、当時の活躍は今なおOM(マルセイユの略称)の伝説として語り継がれる。

 リーグ1の第3節RCランス戦でCKから初ゴールを決めると(4秒〜収録)、翌第4節ソショー戦では体勢を崩しながらも左足ボレーでチームに先制点をもたらす(13秒〜収録)。さらに古巣のル・マンと対戦した第6節にも同じように下がりながら左足ボレーを沈め(20秒〜収録)、第11節レンヌ戦では、斜め後方からのロビングパスに右足で合わせる高難度のシュートを決めてみせた(27秒〜収録)。

 そのプレーはパワフルかつダイナミック。ペナルティエリア内では無敵と言ってもよく、敵のチャージをものともせず、正確で力強いショットを撃ち込んだ。味方のパスに点で合わせるだけでなく、こぼれ球を拾ってエリア手前から決めた第14節リール戦のゴール(34秒〜収録)のように、自らボールを運んでシュートまで持ち込む形も少なくなかった。

 序盤戦からコンスタントにゴールを挙げたドログバは、ギャンガン時代の前シーズンを2点上回る19得点(リーグ3位)をマーク。第31節にはリーグ3連覇へひた走る王者リヨンから先制ゴールを奪い(1分16秒〜収録)、敵地での勝利をもたらすなど、重要なゴールも多かった。

だが、リーグ1での活躍以上に際立ったのがヨーロッパカップ戦でのパフォーマンスだ。

 チャンピオンズリーグでは6試合で5ゴール。レアル・マドリーとの初戦で早速ゴールを挙げると(1分25秒〜収録)、続くパルチザン戦ではハットトリックを記録。キャメル・メリアムの左からのクロスに合わせた2つ目のゴール(1分39秒〜収録)は、ドログバらしい豪快なヘディングだった。

リーグ1では35試合で19得点、欧州カップ戦では計14試合で11得点。在籍したのはわずか1シーズンだったが、マルセイユ時代のドログバは圧巻のパフォーマンスを演じた 【DUGOUT】

 ドログバの活躍も報われず、チャンピオンズリーグはグループステージ敗退に終わったものの、グループ3位のチームとして回ったUEFAカップ(ヨーロッパリーグの前身)でエースの輝きはさらに増す。ラウンド・オブ16のリバプール戦では2戦連続ゴール。続く準々決勝のインテル戦では2試合を通じてチームで唯一の得点を挙げ、さらにニューカッスルとの準決勝では、スコアレスドローの第1戦を経て迎えた第2戦でチームをファイナルに導く殊勲の2発を決めるのだ。

 決勝でバレンシアに敗れ優勝には手が届かなかったものの、圧倒的なパフォーマンスでマルセイユを欧州カップ戦のファイナリストに押し上げたドログバの評価は、フランス以外の欧州諸国でも急騰。シーズン後にはクラブ史上最高額でチェルシーに引き抜かれることになる。
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