モデストのドッペルパックでDFBポカール3回戦進出【1.FCケルン】

1.FCケルン
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【©1FCKoeln】

1.FCケルンはアントニー モデストの2ゴールでVfBシュトゥットガルトに勝利した。交代出場から1分で先制点を奪ったモデストは、5分以内にドッペルパックを達成しチームを3回戦へと導いた。

 シュテフェン バウムガルト監督はブンデスリーガのレバークーゼン戦からヨナス ヘクター、サリー エズチャン、デジャン リュビチッチを除く8人を変更して臨んだ。マーヴィン シュヴェーべがゴールに入り、ティモ ヒューバース、ホルヘ メレ、キングスレイ シンドラー、トマス オストラク、ルイス シャウプがスタートに名を連ねた。

 前半はお互いに探り合う時間帯が続く。シュトゥットガルトがボール保持率60%でありながらシュート数はケルンが上回った。しかしお互いに大きなチャンスを作り出すことはなく、スコアレスで前半を折り返す。

 後半からオストラクに代わってマーク ウートが投入され、試合が動き始める。後半最初のシュトゥットガルトのシュートをシュヴェーべがファンブルし、一瞬ヒヤッとしたが事なきを得た。

 その直後にケルンは数的優位の状況からティールマンがシュートしたが、シュトゥットガルトGKに阻まれた。 55分、シュトゥットガルトのディダビのシュートは僅かに枠を外れ、その直後のアンデルソンのシュートはGKに止められたが、お互い惜しいシュートが続き得点の予感が高まっていく。

 69分、CKからアンデルソンがヘディングシュートも枠に飛ばず、72分にはバウムガルト監督はオンドレイ ドゥダとモデストを投入。そして交代から僅か1分後、ウートのシュートをGKが弾いたところをモデストが押し込み、ケルンが均衡を破る。

 更にその5分後、ティールマンのクロスは中央ではアンデルソンに合わなかったものの、ファアサイドに走り込んだモデストが蹴り込んでドッペルパックを達成し、2:0とリードを広げた。その後、試合終了まで危なげない試合運びをしたケルンが2:0で勝利。3回戦への切符を手にしている。
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著者プロフィール

1.FCケルンは1948年に設立された、ドイツ西部の大都市ケルンに本拠地を置くサッカークラブで、ブンデスリーガに所属しています。1963年に発足したドイツ・ブンデスリーガの初代王者であり、日本人海外移籍の先駆者である奥寺康彦が所属していた頃には2度目のリーグ優勝を成し遂げました。また近年では、槙野智章や鄭大世、大迫勇也も所属していました。

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