横田真一スペシャルインタビュー「ボールの進化がもたらすスピン量の変化と飛距離への影響」
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スピン量は飛距離にも影響
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ショートゲームのバックスピンというカテゴリーももちろんあるんですけど、実は飛距離アップにもかなり重要なファクターがスピン量なんですね。
ゴルフ界の変化と道具選びの重要性
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――言われて見ればそうですね。
横田プロ:そうなんです。昔だったら飛ぶ選手と飛ばない選手は30ヤードぐらいしか変わらなかったんですけど、今は50ヤードから80ヤードぐらい違うんですね。その理由が何かっていうとボールの進化なんですよ 。ボールの滞空時間が長ければ長いほど恩恵を受けて飛距離が伸びるんですよ。
スピン量を抑える開発が進んでいる
スピンが今までかかりすぎちゃってたんですね。3000回転ぐらいかかっちゃってたのを、2000回転ぐらいまでに持っていく努力がすごいんですよ。そこに特許がすごい詰め込まれてるんですよ。だから、なかなか老舗ブランドじゃない新参者って入ってきづらいんですね。
で、もう買いだめが1番ダメですねボールの。3年も4年も前のボールを使っているっていうのはかなりもったいない。
――進化してるから4年も前のを使っていたら・・・
横田プロ:2年に一回は必ず更新されますから。毎年毎年更新されますから。
ボールによって飛び方が変わる
――鉄ごまって周りに鉄がついている重たいコマですか?
横田プロ:そうです。あれって周りは比重が重たいから、いつまでも回り続けるんですよ。
ボールって低スピンにし過ぎちゃうとほどけちゃって、ちょっとした風でふわーって流されちゃったりとか球が揺れたりとかしちゃうんですね。無回転ボールなんですよ。それじゃダメなんです。
でも、鉄コマみたいにカバーの比重が重ければ、低スピンの状態が維持されるんですよ。落ちるまで。糸を引くようなスーっていうボールになるんですよ。最近はどのメーカーもボールの技術が上がってきてますけれども 、かなりその辺もボールによって差があります。
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――開発事態は結構進んでるんですね。
横田プロ:そうなんですよ。カバーを重くするためにいろんな素材とか特許も入ってる。 あとはディンプルの構造だとか 、それがかなりいところまで来てるんですけれども、それでもまだ進化し続けてますから。非常にボール選びは重要です。
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