バンカーショットは“少し開いて”砂ごと目標地点に運ぶように打つ

Gridge(グリッジ)

【(C)publicdomainq】

こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回のお話は、中級者がレベルアップをするためのバンカーショットのコツについてです。

ゴルフの中級者

中級者がレベルアップをしようとしたら、どんな練習をしたら良いか?
中級者といっても漠然としていますが、90台でラウンドできるくらいの方を想定して述べたいと思います。
ゴルフは、90台でラウンドするくらいが一番楽しいのではないかと思います。
90を切るゴルフは、つらいことのほうが多くなりますし、練習量も増やさないと達成できません。
それでも、90を切ると目標を立てたら、
●得意な物を増やすこと
●苦手の克服
が必要となります。

マットの下にスポンジを入れてフカフカにします

【(c)Gridge】

私は、苦手な物を克服して、そのたびにハンデが減っていきました。
しかし、苦手な物を克服するのは大変な作業です。
例えば、バンカーを苦手にしている方が多いと思います。
バンカーは、練習する場所がないのですから、そこから工夫をしなくてはなりません。
私のお店(ビッグキャリーゴルフショップ)でバンカーショットの練習をする時には、マットの下にスポンジを入れてマットをフカフカの状態にして練習をしてもらいます。

バンスを利用する

【(c)Gridge】

バンカーショットのコツは、以下になります。
●フェースを少し開く。
バンカーショットで失敗する原因の1つに、リーディングエッジが砂に刺さってしまうということがあります。
それを防ぐために、フェースを少し開きます。
フェースを少し開きますと、バンス(バウンス)が強調されてリーディングエッジよりもソールが下になり、バンカーの砂に最初に当たるのがバンスの面になるので、クラブが砂に深く刺さりません。
これで、クラブが刺さらずに深くもぐらない準備ができます。

フェースを開く

【(c)Gridge】

●スイングは、開いたフェースをボールの2〜3センチ手前に入れてボールの下の砂の中を千円札の横幅くらい滑らせます(クラブを鋭角に入れてしまうとクラブが砂の中を滑りません)。
●バンカーショットのコツは、ボールをキャリーさせたい場所まで、千円札分の砂を飛ばすことです。
ボールをその砂と共に目標地点にキャリーさせます。
距離感は、そのように作ります。
従来は鋭角にクラブを入れろと言われていましたが、それでは砂を目標に飛ばせません。
緩やかな入射角でヘッドを砂の中で滑らします。
砂の上にあるボールを砂ごと運ぶようにヘッドを滑らせます。
バンカーの場合、ボールを飛ばすというよりも砂を運ぶと考えたほうが上手く処理できると思います。
私の書いた本が楽天ブックス様の電子書籍部門で11冊販売されています。
参考になると思いますので読んでください。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。
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『ゴルフの楽しさをすべての人に』をコンセプトにしたゴルフ情報サイト。 ビギナーゴルファーにも読みやすいマナーやルールの記事や女性ゴルファーに向けたレッスン記事など幅広い情報を発信中。

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