リーグ第12節。STVVは、アウェーでOHルーベン（以下ルーベン）との一戦に挑む。直近のアンデルレヒト戦は、累積でホラーバッハ監督はベンチ入りできず。それでも、指揮を執ったシュミットアシスタントコーチの下、チームは一体感を持って戦うと、2トップを組んだ林選手と原選手が躍動し、27本のシュートを浴びせるなど試合を支配。2度PKで失点した試合で、土壇場で追いつくなどチームの雰囲気は最高潮に。決定機を決めきることが今後の課題に残った。

守備では、被シュート回数（第1-10節まで）が4.4本/90分でリーグ1位を記録しており、主将のライストナー選手、ベテランで経験が豊富のテシェイラ選手と左利きでビルドアップが得意のラヴァレー選手の3バックは組織的で背後をシュミット選手がしっかりとケアし、より盤石な守備組織を構築していきたい。勝利へ向けて、4試合ぶりの無失点にもこだわりたい試合になる。

中6日でのアウェーゲームとなる今節。対戦相手のルーベンは、直近5試合で1勝2分2敗で17位とリーグ戦では苦戦を喫している。[3-4-3]のシステムで前節は90+5分から2点を決めスタンダール・リエージュと引き分けるなど、勢いを持って挑んでくるだろう。今節に臨むにあたり、STVVとしては相手の出方も見極め、相手の守備をどう打ち破るか。チームとして粘り強さを発揮することが重要だ。

今節から続く連戦をどう乗り切るかは、今季全体の中でも大きなポイントになる。その初戦となる今節のルーベン戦。クラブのアウェー連勝記録を更新するために、大きな1勝を掴みたい。