【大阪vs信州】今季初連勝を目指す大阪は日本人選手の奮起が求められる

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■大阪エヴェッサ vs 信州ブレイブウォリアーズ(@おおきにアリーナ舞洲)

第1戦:10月23日16時5分 第2戦:10月24日16時5分

 開幕からの3節はすべて1勝1敗と波に乗り切れない大阪エヴェッサ。島根スサノオマジックをホームに迎えた前節も、第1戦は相手の得点源を抑えることができずに88失点で黒星を喫したが、第2戦はディージェイ・ニュービルが37得点を奪い、92–77で勝利した。今シーズン初めてスターターに名を連ねた合田怜が2戦とも2ケタ得点をマークしたことは好材料。出場時間が特定の選手に偏り、得点も外国籍選手に集中する中、合田がどこまで得点に絡めるかという点は今後の大きなポイントになるだろう。

 連勝スタートを切った信州ブレイブウォリアーズも、前節は前々節に続いての連敗と勢いを失った。第1戦こそ持ち前のディフェンスでアルバルク東京を苦しめたが、3ポイントシュートを打たせてもらえずオフェンスは沈黙。第2戦はディフェンスも上手く崩されてしまい、今シーズン最多の86失点を喫した。その中で岡田侑大の得点力は冴え渡り、ここまでの1試合平均17.7得点は外国籍選手を上回るチーム最多と、早くもオフェンスの軸になっている。

 大阪で日本人選手の得点源として名が挙がる橋本拓哉は、昨シーズン後半のケガで今もインジュアリーリストに入ったまま。外国籍選手頼みのオフェンスにならないために他の日本人選手の奮起が求められる状況だ。昨シーズンもケガに泣いた合田は特に期待がかかる1人であり、木下誠や中村浩陸も含めたガード陣の積極的にシュートを打つ姿勢がチームに勢いを与えるはずだ。

文=吉川哲彦

■ロスター

・大阪(HC:天日謙作)
青木龍史
ケドリック・ストックマン・ジュニア ※特別指定
エリエット・ドンリー
ジャワラジョセフ
ザック・モーア
中村浩陸
橋本拓哉 ※インジュアリーリスト
竹内譲次
合田怜
カイル・ハント
ディージェイ・ニュービル
木下誠
アイラ・ブラウン
ペリー・エリス

・信州(HC:勝久マイケル)
ヤンジェミン
井上裕介
西山達哉
熊谷航
栗原ルイス
前田怜緒
大崎裕太
ジョシュ・ホーキンソン
三ツ井利也
ウェイン・マーシャル
アンソニー・マクヘンリー
岡田侑大
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