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【動画】19歳メッシが衝撃ハットトリック
14年前の壮絶なエル・クラシコを回顧する


 バルセロナとレアル・マドリーが激突する伝統の一戦『エル・クラシコ』が、現地時間10月24日に迫っている。


 このラ・リーガ第10節の対戦は、バルサからリオネル・メッシが、マドリーからセルヒオ・ラモスが去って初めてのクラシコとしても注目度が高いが、今回紹介するのは、ともに現在はパリ・サンジェルマンに在籍するそのふたりのビッグネームが、若かりし日に相まみえた2006-07シーズンの一戦だ。

 07年3月10日、当時メッシが19歳、S・ラモスが20歳で迎えたバルサホームのクラシコは、今も語り継がれる壮絶なシーソーゲームとなる。


 5分、先制したのはマドリーだった。ゴンサロ・イグアインが入れた左からのクロスを、バルサのリリアン・テュラムが懸命に弾き返すが、そのクリアボールをルート・ファン・ニステルローイがダイレクトで流し込む(42秒〜収録)。


 開始早々の失点で、およそ9万8000人のクレ(バルササポーター)が沈黙を強いられる。だがその6分後、これが本拠地カンプ・ノウでの初クラシコとなった若武者が歓喜を呼び込む。サミュエル・エトーからの斜めのパスをフリーで受けたメッシが、マドリーの守護神イケル・カシージャスの動きを冷静に読んで同点弾を決めたのだ(1分16秒〜収録)。


 ところが、まだメッシのクラシコ初ゴールの余韻が残る13分、すぐさまマドリーが突き放す。グティがバルサDFオレゲールに倒されて得たPKを、このシーズンの得点王に輝くファン・ニステルローイが落ち着いて沈めたのだ(1分44秒〜収録)。


 それでも、ホームで負けられないバルサも意地を見せる。28分、左サイドを持ち上がったロナウジーニョが、エトーとのワンツーでエリア内を攻略して放った一撃はカシージャスのセーブに阻まれるも、こぼれ球をまたしてもメッシが強烈に叩いたのだ(2分43秒〜収録)。お膳立てをしたロナウジーニョのガッツポーズが、そのゴールの重みを表しているだろう。


 2-2で前半を折り返したゲームが再び動くのは、73分だ。前半終了間際にオレゲールを2枚目のイエローカードで失いながら(3分25秒〜のシーン)、なんとか粘ってきたバルサだったが、グティのFKからS・ラモスの高難易度バッグヘッドを浴びて、この日3度目となる勝ち越しを許す(3分46秒〜収録)。


 これで勝負あり、と誰もが思った。だが、ドラマはアディショナルタイムの91分に待っていた。絶体絶命のバルサを救ったのは、三度(みたび)のメッシだった。

19歳259日でクラシコ初ゴールを挙げただけでなく、ハットトリックまでやってのけたメッシ。リーガの覇権はマドリーに譲ったが、この一戦でニュースター誕生を強烈に印象付けた
19歳259日でクラシコ初ゴールを挙げただけでなく、ハットトリックまでやってのけたメッシ。リーガの覇権はマドリーに譲ったが、この一戦でニュースター誕生を強烈に印象付けた【DUGOUT】

 ミチェル・サルガドのマークに遭いながら、左サイドから中央へドリブルで持ち込んだロナウジーニョが縦パスを入れると、これを受けたメッシがファーストタッチで左前方にボールを押し出す。そして、スピードに乗ったままイバン・エルゲラのスライディングタックルをかわしてエリア内に侵入。直後、カバーに入ったS・ラモスのタックルより一瞬早く振り抜いた左足から放たれた強シュートが、カシージャスの堅陣を破った(4分47秒〜収録)。


 まさに衝撃のハットトリック──。新星メッシの圧巻のパフォーマンスによって、前シーズンの2冠達成から一転、不安定なシーズンを過ごしていたバルサは、辛くもホームで宿敵に敗れる屈辱を免れたのだ。

YOJI-GEN

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