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【動画】中田英寿のミドルもランクイン
ローマの対ユベントス戦ベストゴール5選


 代表ウイークを終え、選手たちが再び所属クラブでの戦いに戻ってきた。


 イタリアのセリエAで、現地時間10月17日に組まれているのが、ユベントス対ローマの好カードだ。今季はユベントスがマッシミリアーノ・アッレグリ、ローマがジョゼ・モウリーニョと、いずれも新監督を招へいしたが、第7節終了時点ですでにそろって2敗を喫し、前者が7位、後者が4位と波に乗り切れずにいる。


 ともに負けられない一戦を前に紹介したいのが、対ユベントス戦におけるローマの歴代ベストゴール5選だ(アウェーゲーム限定)。

 まず、5位と4位はいずれもFKからのゴール。2003-04シーズンの第3節、アヤックスから加入1年目のルーマニア代表DFクリスティアン・キブが、“ローマの王子”フランチェスコ・トッティを差し置いて得意の左足で決めた冒頭の一撃もさることながら、より強烈なのは4位にランクインしたガブリエル・バティストゥータの弾丸ショットだ。


 01-02シーズンの第5節だった。およそ30メートルの距離もお構いなしにバティが豪快に右足を振り抜くと、ほぼゴール正面に飛んだ強烈なシュートが名手ジャンルイジ・ブッフォンの右手を弾き飛ばし、ネットに突き刺さった。


 もっとも、ユベントス対ローマ戦といって、日本のファンが真っ先に思い出すのは、中田英寿の2本のミドルだろう。


 01年5月6日、首位ローマが勝ち点6差で追いかける2位ユーベの本拠地に乗り込んで迎えた天王山。開始わずか6分で2点を奪われ、追い詰められたローマは、60分にエースのトッティに代えて中田を投入する。


 ドラマの始まりは、79分だった。ピッチ中央でボールを奪った背番号8がそのままドリブルで持ち上がると、ミドルレンジから右足を一閃。糸を引くような弾道がネットを揺らす。1点差。さらにアディショナルタイムの91分、左サイドのヴァンサン・カンデラからパスを受けた中田が、ペナルティーエリアの外側から低弾道ミドルを放つ。直後、GKエドウィン・ファンデルサールが懸命に弾いたボールを、ヴィンチェンツォ・モンテッラが身体を投げ出しながら押し込んだ──。

00-01シーズンのユベントスとの首位攻防戦で、途中出場から大仕事をやってのけた中田。ミドルを決めた直後の「よっしゃあああ!」の雄叫びが印象深い
00-01シーズンのユベントスとの首位攻防戦で、途中出場から大仕事をやってのけた中田。ミドルを決めた直後の「よっしゃあああ!」の雄叫びが印象深い【DUGOUT】

 苦しみながらも、劇的な展開で勝ち点1を上積みしたローマはその後、シーズンの残り5試合を3勝2分けで乗り切り、1982-83シーズン以来のスクデットを獲得するのだ。覇権争いに重大な影響を与えた中田の1得点・1アシストが、3位と4位にランクインしたのは当然だろう。あれからもう20年以上もスクデットに見放され続けているロマニスタは、今もユーベ戦が近づくたびに、あの金髪の日本人MFのことを懐かしく思い出すのだ。


 そして、これらのゴールを抑えての1位は、83-84シーズンにロベルト・プルッツォが決めたオーバーヘッドシュート。セリエAで3度の得点王に輝いたストライカーはクラブ史上最高の選手のひとりに数えられるが、当時のチームには他にもロベルト・ファルカン、カルロ・アンチェロッティ、ブルーノ・コンティなど錚々(そうそう)たるタレントがそろっていた。

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