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【動画】キューウェル&ヴィドゥカの豪州コンビ擁するリーズ攻撃陣が火を噴く

YOJI-GEN


 昨季、17シーズンぶりに復帰したプレミアリーグで9位に入ったリーズ・ユナイテッド。財政破綻により下部リーグに陥落し、長い低迷期を経験した古豪がこのままプレミアに定着できるか、注目しているファンは多いだろう。
 リーズがまだプレミアの強豪のひとつに数えられていた2000年代初頭。イングランド代表のアラン・スミス、リー・ボウヤーらとともに攻撃陣を引っ張ったのが、2人のオーストラリア人プレーヤーだった。1人はスミスと同じクラブの下部組織出身で、1996年に17歳でトップデビューを飾ったハリー・キューウェル、もう1人はクロアチア・ザグレブ(現ディナモ・ザグレブ)やセルティックで活躍し、00年夏にリーズに加わったマーク・ヴィドゥカだ。

 ドリブル突破と剛柔兼ね備えた左足を武器とする天才肌のキューウェルに対し、ヴィドゥカは大きくて強く、ペナルティーエリア内で真価を発揮する点取り屋。異なる個性を持った2人のオージーは、00-01シーズンから3シーズンにわたってリーズでともにプレーした。

 当動画に収められているのは、この豪州コンビが一緒にプレーした最後のシーズン、第2節WBA(ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン)戦のハイライトシーンだ。2人がそろって得点を挙げるなどリーズ攻撃陣が火を噴き、敵地で会心の勝利を収めた。

 39分の先制ゴールはキューウェル。右サイドで縦に抜けたダニー・ミルズが、グラウンダーのボールを折り返す。これをゴール前に詰めていたキューウェルが、GKをよく観察しながらニア側に流し込んだ。

 追加点が生まれたのは52分。魅せたのはキューウェル、そしてボウヤーだ。スミスからのクサビのパスを、キューウェルがここしかないという場所にヒールで流し、これを後方から走り込んだボウヤーがダイレクトで捉える。右足インサイドの狙いすましたシュートは弧を描きながら、懸命に伸ばしたGKの手のはるか先を抜け、ファーサイドのネットを揺らした。

 理想的な時間帯に加点し、リードを2点に広げたリーズは、さらに70分にダメ押し点を奪う。決めたのはヴィドゥカだ。相手選手がクリアミスしたボールをボウヤーが拾い、右サイドから素早くセンタリング。手薄な敵ゴール前でフリーになっていたヴィドゥカがこれを受け、冷静な判断でGKをかわしてWBAの息の根を止めた。

キューウェルは02-03シーズンをもってリーズを去り、リバプールに移籍。ヨーロッパで最も成功した豪州出身プレーヤーの1人が、このレフティーだ 【DUGOUT】

 キューウェルはこの02-03シーズンにキャリアハイの14ゴールを記録。そしてヴィドカは、リーズに来てからは初となる20ゴール超えを果たした。キューウェルの退団により豪州コンビは3シーズンで解体となったが、リーズファンにとって2人の雄姿は忘れ難いものだろう。
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