ラ・リーガ・サンタンデール、第6節プレビュー

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今週のラ・リーガ・サンタンデールは第6節、第7節の2本立てで行われる。今季初めて火曜から木曜のミッドウィークに開催される第6節には、2試合のローカルダービー、セビージャ対バレンシアといった注目のカードが含まれている。

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9月21日(火)の19時半にはアトレティコ・マドリーが敵地でヘタフェと対戦する。ここまで5戦全敗のヘタフェにとって、アトレティコは避けたかった相手だろう。ディエゴ・シメオネ監督の就任以降、アトレティコは過去19試合のヘタフェ戦で1ゴールも奪われたことがない(アトレティコの16勝3分)。シメオネは今節その記録を20戦の大台に乗せることを考えているはずだ。

22時からはアスレティック・クルブ対ラージョ・バジェカーノ、レバンテ対セルタの2試合が行われる。ラージョのアンドニ・イラオラ監督にとって、アスレティックはキャリアのほとんどを過ごした特別なクラブであり、監督として対戦するのは今回が初めてとなる。前節途中出場でデビューし、さっそく初ゴールを決めたラージョのラダメル・ファルカオにも注目だ。

ファルカオは3ー0で快勝した前節ヘタフェ戦で初出場&初ゴールを記録 【(C)LaLiga】

4試合が組まれている9月22日(水)では、19時半から行われるセビージャ対バレンシアに注目だ。両者はこれまでラ・リーガ・サンタンデールの舞台で152試合を戦ってきた。過去3度の対戦はセビージャが1ー0で制しているが、今季はバレンシアも好スタートを切っているだけに面白い試合が期待できそうだ。

同時刻にはエスパニョールがアラベスと対戦する。両者はいずれも今季まだ未勝利だが、とりわけアラベスは4戦全敗で最下位に沈む。大きなプレッシャーを背負うハビエル・カジェハ監督にとって、アウェーとはいえ昇格組エスパニョールとの一戦では最低でも勝ち点1が欲しいところだろう。

バレンシアは前節レアル・マドリー戦でショッキングな逆転負けを喫した上、大黒柱のソレールを怪我で失った 【(C)LaLiga】

水曜の22時からはレアル・マドリーがマジョルカを迎え撃つ。マジョルカの久保建英にとっては、これが初めてサンティアゴ・ベルナベウでプレーする機会。今季はまだゴールに絡めていないだけに、大舞台で目に見える結果を残したい。対するレアル・マドリーは約1年半ぶりにベルナベウでプレーした第4節セルタ戦を5ー2で制しており、今回も攻撃精神を前面に押し出した戦いを見せてくれるはずだ。

同時刻にはビジャレアル対エルチェのバレンシア州ダービーも行われる。他のダービーと同じく、この試合でもプーマ社製の特別球「アドレナリーナ」が使用される。

ベンゼマはここまで5戦6発と絶好調。前節バレンシア戦でも土壇場に逆転ゴールを決めた 【(C)LaLiga】

9月23日(木)の19時半からはオサスナ対ベティス、グラナダ対レアル・ソシエダの2試合が行われる。オサスナとベティスは共に攻撃的なスタイルを志向するチームだ。オサスナにはキケ・ガルシア、アンテ・ブディミル、チミー・アビラ、ベティスにはボルハ・イグレシアス、ナビル・フェキル、セルヒオ・カナレスといった攻撃のタレントがおり、魅力的な攻め合いが期待される。グラナダとレアル・ソシエダはいずれもボールポゼッションを重視するチームであり、ロベール・モレノ、イマノル・アルグアシル両監督による戦術的駆け引きに注目したい。

第6節を締めくくるのは木曜22時に行われるカディス対バルセロナだ。前節グラナダと引き分けたバルセロナは多くの怪我人を抱える満身創痍の状態。一方のカディスは昨季バルセロナを2ー1で破っているだけでなく、今回はエスタディオ・ヌエボ・ミランディージャの熱狂的ファンの後押しも受けられる。強豪相手に今季ホーム初勝利を手にすることができれば、スタジアムは最高の雰囲気に包まれることだろう。

早くも正念場を迎えているバルセロナは、クーマン監督の進退問題も騒がれはじめている 【(C)LaLiga】

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