ラフ専用クラブ“27度ユーティリティ”でどんなところからも脱出する!

Gridge(グリッジ)

【(c)GAHAG】

こんにちは、Lukeです。
前回紹介した“ラフ専用クラブ”には、もっと多彩な使い方があります。
上手く使いこなせれば、100切り、90切りへの大きな武器になるので、ぜひトライしてみてください。

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どこからでも簡単に打てる“ラフ専用クラブ”

前回紹介した“ラフ専用クラブ”、27度前後のロフトで、「出っ歯」気味のフェース、少し柔らかめのシャフトという組み合わせで、とても多様性のあるクラブが出来上がります。
ベアグラウンドのようなライから打つ場合、プロはアイアンでボールを上手くヒットすることができますが、アマチュアはダフッたり、トップしたりと簡単ではありませんね。
そんな時に助けてくれるのが、『ラフ専用クラブ』なのです。
このようなライの場合でも、深い夏ラフの時と同じように、上からは打ち込まずに、「左右対称」の大きな円軌道をイメージして、軽くダフるようにボールを打ってもらえれば、簡単に脱出することができます。

高さと距離感も自由自在!

林の奥まで行ってしまっても大丈夫。
木が邪魔になってボールの高さを抑えたい時は、ボールの位置を右足寄りにセットすれば、あとは同じ打ち方でOKです。
打ちたい距離感も自在に調整できます。
たとえば27度のユーティリティでフルショットした場合に、自分の普段の飛距離が180ヤードならば、それを基準にして打ちたい距離の比率を決めてください。
130ヤードを打ちたいなら7割、90ヤードを打ちたいなら5割、という具合にスイングの力加減を調整すれば、ほぼそのイメージ通りに飛んで行ってくれます。
“ラフ専用クラブ”でラフから打つ時は、なぜかフェアウェイから打つ時よりも自在に距離感をコントロールできてしまうので、その不思議な感覚をぜひ体感してください。

トラブルショットはすべて助けてもらいましょう!

打ち出したい高さに木の葉っぱがあるような場面でも、アイアンではなく、“ラフ専用クラブ”に任せましょう。
ボールの位置を右足よりももっと外側にセットして、軽く「ポーン」というイメージでヒットすれば、低く柔らかいボールの球質で簡単に脱出できます。
そもそもユーティリティとは、“レスキュー”と呼ぶメーカーがあるくらいで、本当にお助けクラブなのです。
その中でも、もっともお助けの度合いを高められるセッティングが、“ラフ専用クラブ”になります。
もちろん、普段使っているユーティリティでも似たような仕事はできますが、もっと割り切ってセッティングしたほうが、間違いなく多様性が高くなります。
このような様々なトラブルの状況から一発で確実に脱出することができれば、大叩きを防ぐこともでき、100切り、90切りに向けて大きな武器になるでしょう。
さて、この“ラフ専用クラブ”、まだまだ有効な使い方があります。「寄せワン」を狙えるグリーン周りからの使い方を次回に紹介します。
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著者プロフィール

『ゴルフの楽しさをすべての人に』をコンセプトにしたゴルフ情報サイト。 ビギナーゴルファーにも読みやすいマナーやルールの記事や女性ゴルファーに向けたレッスン記事など幅広い情報を発信中。

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