1番人気5連勝中! セントウルSを分析する
【2020/9/13 中京11R セントウルステークス(G2) 1着 16番 ダノンスマッシュ(1番人気)】
人気別成績
■表1 【人気別成績】
年齢別成績
■表2 【年齢別成績】
前走クラス別成績
■表3 【前走クラス別成績】
前走G1(海外含む)からの好走馬
■表4 【前走G1(海外含む)からの好走馬】
表4は前走G1から3着以内に好走した7頭(前走海外含む、外国調教馬は除く)で、この7頭はすべてセントウルSで3番人気以内に推されていた。この前走G1組は本競走3番人気以内なら【3.2.2.4】複勝率63.6%、4番人気以下は【0.0.0.8】となるため、まずは今回の人気がカギになる。また、3歳のイベリス以外はG1〜G2で優勝した実績を持っていた。
前走北九州記念からの好走馬
■表5 【前走北九州記念からの好走馬】
前走中央G3(北九州記念以外)からの好走馬
■表6 【前走中央G3(北九州記念以外)からの好走馬】
【結論】
1番人気馬の安定感が光るセントウルS。今年は恐らく、レシステンシアがその1番人気の支持を受けることになりそうだ。4歳馬、そして前走G1組ともに好走確率は高く(表2、3)、前走G1組の好走条件(表4)となるG2以上の優勝実績も問題なし。期待に応える走りをみせてくれそうだ。
人気でこれに続くのはカレンモエ、ピクシーナイトあたりだろうか。ともに北九州記念以外のG3組(表6)。カレンモエは函館スプリントS2着、ピクシーナイトはCBC賞2着と前走で連対を確保しており、こちらも有力候補になる。
一角崩しの期待をかけるなら、穴っぽい馬の好走が多い北九州記念組(表5)。この組は同レース3〜5着馬の好走確率が高く、今年これに該当するのは4着のシゲルピンクルビー(3歳)と、5着のレッドアンシェル(7歳)。年齢(表2)も加味すると、特にシゲルピンクルビーはおもしろそうな存在だ。
文:浅田知広(あさだ ともひろ)
1970年12月、埼玉県生まれ。立命館大学文学部中退後、夕刊紙レース部のアルバイト、競馬データベース会社を経て、現在はフリー。パソコンが広く普及する以前から、パソコン通信でデータ手入力方式の競馬予想ソフトを公開するなど、競馬のみならずPCやネットワークにも精通。その知識を活かし、Webや雑誌で競馬ライターとして活躍するかたわら、ネットワークの専門誌にも連載を持つ。
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