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【動画】アーセナルへ電撃移籍の冨安健洋が
セリエAでの2年間に解き放った攻撃センス


 移籍期限最終日の8月31日、日本代表DFの冨安健洋が、プレミアリーグの名門アーセナルに電撃移籍した。現地メディアによると、契約期間は2025年6月までの4年間+1年間の延長オプション付きで、推定契約金は1900万ユーロ(約25億円)。背番号は「18」に決まった。


 当初はボローニャからトッテナムへのステップアップ移籍が噂されていたが、急転直下でのアーセナル入り。ただ、今シーズンはプレミアリーグ開幕から3連敗、ここまで0得点・9失点と史上最悪のスタートとなったアーセナルは守備の立て直しが急務で、むしろ冨安にとっては、トッテナムよりも多くの出場機会が期待できそうだ。


 いや、プレミアリーグ初参戦とはいえ、1年目から不動の地位を築くことも十分可能だろう。ボローニャの主力としてセリエAで活躍した過去2シーズンの実績(公式戦64試合出場、3得点・3アシスト)と自信が、冨安の大きな支えとなるに違いない。

 ベルギーのシント=トロイデンから加入した19-20シーズンは主に右SBとして、2年目の昨シーズンは前半戦がCB、後半戦は右SBとしてボローニャの最終ラインを支えた冨安。堅実なディフェンスもさることながら、目を引いたのは“偽のSB”として可変システムの中で機能しながら発揮した攻撃センスだ。


 DFとMFの2ライン間に潜り込み、鋭いステップから利き足ではない左足でミドルを突き刺したミラン戦でのセリエA初ゴール(7秒〜収録)や、ハーフスペースを攻略し、鮮やかにGKとの1対1を制したアタランタ戦のゴール(34秒〜収録)などは、まさにFW顔負けのプレーだろう。

ボローニャでは右SB起用が多かった冨安。新天地のアーセナルはマンチェスター・C相手に5失点を喫するなど守備が崩壊状態だけに、CBとしても重宝されそうだ
ボローニャでは右SB起用が多かった冨安。新天地のアーセナルはマンチェスター・C相手に5失点を喫するなど守備が崩壊状態だけに、CBとしても重宝されそうだ【DUGOUT】

 もちろん、味方の頭に合わせたピンポイントクロス(22秒〜収録)や、意表を突くソフトタッチのラストパス(47秒〜収録)など、DFながらアシスト能力も一級品。1分からのシーンのように、セットプレーではその高さが大きな武器となる。


 2003-04シーズンの無敗優勝以来、プレミアリーグの覇権から遠ざかり、今シーズンは26年ぶりにヨーロッパ・カップ戦の出場権も失うなど、低迷が続くアーセナル。果たして冨安は、悩める名門の救世主となれるだろうか。大いに期待したい。

YOJI-GEN

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