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【動画】PSG時代のロナウジーニョの輝き
若き日のマジシャンが次々と妙技を繰り出す


 リオネル・メッシの加入で世界中の注目を集めるパリ・サンジェルマン(PSG)。そのメッシがトップチームに昇格した当時のバルセロナで、絶対的な王として君臨していたロナウジーニョもまた、かつてPSGでプレーした。

 ブラジルが生んだボールマジシャンが、欧州初挑戦の地となるパリにやって来たのは2001年夏、21歳のときだった。


 在籍したのは2シーズン。派手なナイトライフが盛んに報じられ、確執がささやかれたルイ・フェルナンデス監督の下、特に2年目のシーズンはスタメン落ち、あるいはベンチ外になることも少なくなかった。それでも試合に出れば、圧倒的なパフォーマンスを披露。ピッチの上で放つ輝きは別格だった。


 例えばFK。リーグ戦で初めてFKを決めたのは01-02シーズンの第21節レンヌ戦で、鋭く、そして大きく曲がるボールでサイドネットを揺らした(7秒〜収録)。


 華麗なボールテクニック、創造性を遺憾なく発揮してゴールを奪ったのが、2年目の02-03シーズンの第28節ギャンガン戦だ(26秒〜収録)。8試合ぶりのスタメン出場となったこの試合の序盤。敵陣に入ったところでボールを受けたロナウジーニョはドリブルで持ち上がると、一旦味方にはたき、そのリターンパスを右足アウトサイドでふわりと浮かせてスライディングタックルをかわす。そして、そのままペナルティエリアに進入し、敵DFを巧みなステップで抜いたあと、間合いを詰めてきたGKの頭上を抜くループシュートでゴールを陥れた。


 01-02シーズンの第29節トロワ戦でも、記憶に残るドリブルシュートを決めている(58秒〜収録)。PSGが1点をリードしていた試合終盤のカウンターアタック。自陣から持ち上がったロナウジーニョは、ハーフウェイ付近でまず一人をかわすと、そのまま前進。ゴール前でもう一人かわし、右足で流し込んだ。

入団1年目は背番号21、2年目はかつて同胞のライーもつけたナンバー10を背負ってプレー。宿敵マルセイユとの“フランス版クラシコ”でも、眩い輝きを放った
入団1年目は背番号21、2年目はかつて同胞のライーもつけたナンバー10を背負ってプレー。宿敵マルセイユとの“フランス版クラシコ”でも、眩い輝きを放った【DUGOUT】

 当時のPSGはタレントぞろいとは言い難く、ロナウジーニョは在籍2シーズンでタイトルをひとつも勝ち取れなかった。90年代に一時代を築いたライーのように、同じブラジル出身のこのテクニシャンが多くをもたらしてくれると期待したファンにとっては、物足りなかったかもしれない。それでも、若き日のロナウジーニョがパルク・デ・プランス(PSGのホームスタジアム)に確かな足跡を残したのは間違いない。

YOJI-GEN

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