セレッソ大阪【天皇杯 3回戦 C大阪vs.新潟】8月最初の公式戦。天皇杯の勝ち上がりとともに、その後に弾みを付ける勝利を掴みたい

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【CEREZO OSAKA】

直近のリーグ戦、明治安田生命J1リーグ第22節・サガン鳥栖戦から中10日。天皇杯3回戦が開催され、セレッソ大阪は、ホームのヨドコウ桜スタジアムにJ2のアルビレックス新潟を迎え撃つ。現在、公式戦では11試合負けなしと地力を発揮しているセレッソだが、リーグ戦では9試合勝利がない。8月はリーグ戦での巻き返しも図っていきたいだけに、8月最初の公式戦となるこの試合でしっかりと勝利を収め、その後の戦いに弾みを付けたい。

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7月は高温多湿のタイで6連戦となったAFCチャンピオンズリーグに続き、帰国後も、ヴィッセル神戸、FC東京、サガン鳥栖と上位陣を相手に3連戦と、酷暑の中でタフな日程を戦い抜いたセレッソ。9連戦のラストとなった直近の鳥栖戦では、試合終了と同時に何人もの選手がピッチに倒れ込むなど疲労困憊な様子も見て取れただけに、8月の戦いへ向け、まずはしっかりと体を休めた。「ACLから続く連戦が終わり、まずはその疲労を取るというか、身体的な疲労もそうですし、気持ち的な部分でもリフレッシュできました」(高木俊幸)。心身両面での負荷を取り除き、8月の戦いに挑む。

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対戦相手の新潟は、スペイン人のアルベルト監督体制2年目。ボールを保持し、しっかりとポジションを取りながら主導権も握るサッカーを目指している。セレッソとしては、相手の出方を見極め、前から奪いにいくところ、ブロックを作るところを使い分け、ペナルティーエリア内への進入を防ぎたい。直近のリーグ戦2試合では前半から失点を重ね、ともに3失点と守備が崩れているだけに、この試合で立て直しを図りたい。ただし、受け身に回るということではなく、相手がこちらのパススピードに慣れる前に畳み掛け、先制点を奪う展開にも持ち込むことも重要だ。また、この一戦では、セレッソには中島元彦と新井直人、新潟には鈴木孝司と古巣戦になる選手もおり、ピッチに立てば、彼らのプレーに注目したい。セレッソの高木俊幸、新潟の高木善朗の“兄弟対決”も、実現すれば見どころとなる。

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新型コロナウィルス感染者の急拡大により、8月2日から31日まで4度目となる緊急事態宣言が発令された大阪府だが、イベントについては、会場の収容定員の50 %か5千人のうち、少ない方を上限に開催が可能となっており、この一戦は5千人以下の有観客で行われる。セレッソとしては、J2の新潟を相手に上位カテゴリーの意地を見せ、ラウンド16進出を果たしたい。
(文=小田尚史)
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