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【動画】東京五輪でも見たかった安部裕葵 才能が凝縮されたバルサBでの4ゴール

YOJI-GEN


 東京五輪でベスト4入りを果たし、惜しくも決勝進出は逃したものの、今夜の3位決定戦で、1968年メキシコ五輪以来のメダル獲得を狙うU-24日本代表。

 このチームの有力な候補メンバーだった一人が、現在バルセロナのセカンドチーム、バルセロナBに所属する22歳のアタッカー、安部裕葵だ。鹿島アントラーズから完全移籍して3年目の今シーズンは、トップチームのプレシーズンマッチ初戦に起用されてアシストをマークするなど、トップ昇格へ向けて猛アピール中だ。

 昨年2月に痛めた右足大腿二頭筋の故障が長引き、結果的に東京五輪出場も逃した安部だが、それまでは新天地バルサBの主力として高い評価を得ていた。
 ここではスペイン挑戦1年目、2019-20シーズンのラ・リーガ2部B(実質3部)前半戦で、安部が挙げた4つのゴールを紹介する。

 まず冒頭のシーンが、バルサB移籍後の公式戦初ゴール。19年11月17日のUEコルネジャ戦、トップチームでもプレーするリキ・プッチのロングボールに抜け出したカルレス・ペレス(現ASローマ)の突進は相手GKに阻まれるも、こぼれ球をスライディングしながら冷静に流し込んでいる。

 2点目は翌節のレイダ・エスポリウ戦だった。両足を遜色なく使いこなす安部だが、ここでは左からのクロスを打点の高いヘッドで合わせ、貴重な同点ゴールをもたらしてみせた(39秒〜収録)。

攻撃のユーティリティとして、バルサBでも貴重な存在となりつつある安部。勝負の3年目、果たしてトップチーム昇格という夢を叶えられるか 【DUGOUT】

 左サイドを主戦場としながら、右サイド、トップ下と複数ポジションに対応し、バルサBではその得点能力を買われ、“偽9番”として起用されることも多い安部。同年12月19日のCFラ・ヌシア戦では、このポジションから1試合・2ゴールの活躍を披露している(50秒〜収録)。

 まず38分、味方のシュートが相手DFに当たって跳ね返ったボールを、エリア中央やや外側からダイレクトで蹴り込む。抑えが効いたシュートが、ゴール左隅に吸い込まれている。

 さらに55分、やはりプッチからのスルーパスを受けた安部は、右足で軽くトラップした流れのまま左足を振り抜き、豪快にシュートを突き刺した。

 天才プッチとの呼吸は抜群で、いつかトップチームでも2人の華麗なコンビネーションが見られるのではないかと期待してしまうシーンだった。

 長くケガに苦しみ、東京五輪の舞台に立てず悔しい思いもした安部だが、久保建英にも劣らぬ才能の持ち主の逆襲は、これから始まる。
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