好スコアの出る「いいスイング」を身に付けるために大切なこと

Gridge(グリッジ)

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こんにちは♪
スイング作りに大切なことは、ラウンド中に意識しなくても、正しいスイングを自然にできるようになることです。
そのためには、普段の練習でどのようなことを意識すればいいのでしょうか?

力いっぱいにフルスイングしていても、スイングは作れない

練習場では、どうしてもボールがどれだけ飛んだのかに気を取られる人が多いです。
隣や近くの打席でドライバーを打つ人に気付くと、負けじとムキになって飛距離対決(?)を始める人まで見かけます。
この場合、打っている本人の意識は「ボールがどこにどれだけ飛んだか」にフォーカスされ、本来大切であるはずのスイングにまったくと言っていいほど意識は向いていません。
力いっぱい振り、スライスやチーピンが出て初めて「アレ?」と首をひねりながら、せいぜいテークバックやトップの位置を確認するだけでしょう。
今後、いいスコアを出すためにスイング作りを目的としているのであれば、このようなやり方はまったくの無意味です。
残念ながら、「今日は飛んだ」「飛ばなかった」「曲がった」という結果の記憶と疲労以外、他には何も残りません。
スイング作りにはそのような無意味な結果という「脳への記憶」ではなく、いつでも正しいスイングを引き出せるような「筋肉への記憶」が必要です。

ゆったりとしたスイングで、筋肉に「いいスイング」を記憶させる

先述したように、スイング作りとは、ラウンド中に意識しなくても正しいスイングを引き出せるようにすることを目的とします。
特に緊張するラウンド中におけるショットの成否は、このスイング作りをどれだけやったかが大きく影響します。
プロゴルファーが、賞金という生活のかかった大きなプレッシャーの下でもいつものプレーをできるのは、このスイング作りに大きな時間を割いているためでもあります。
いいスイングを作るには、いいスイングを何回も行って、筋肉に「記憶させる」ことが必要です。
筋肉に記憶させるように意識をしながら、スイングプレーン上をなぞるように、ゆっくり丁寧にスイングします。
あの宮里藍選手は、「太極拳素振り」という、非常にゆっくりとした素振りを取り入れたことで有名な方ですが、1スイングにかける時間は何と約2分!
それを何回も何回も繰り返して、筋肉にブレないきれいなスイングを刻み込んでいきました。
これが彼女を世界ランク1位の座までのし上げたスイングの原動力となりました。

300球テキトーに打つより、ゆっくり30球打つほうが何倍も効果アリ!

そういったスイング作りを目的とするのであれば、球数は必要ありません。
スイングプレーンを丁寧になぞるように素振りを数回行い、ボールを置いて素振りと同じテンポで同じスイングをする。
これだけ丁寧に行えば、100球を打つのでさえ何時間もかかります。
しかし、それでいいのです。自己満足や他人との無意味な距離の競い合いからは、いいスイングは生まれません。
もし本気でいいスコアを望み、いいスイングを身に付けたいのであれば、早速明日から練習方法を変えましょう!
そうすれば、数ヶ月後には見違えるようなスイングが身に付き、飛距離も伸び、スコアが一気に縮まるでしょう。
お互い頑張りましょう!!
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