【体操】リオ五輪金メダリストの白井健三が現役引退を発表「幸せな競技人生だった」

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【(C)Getty Images】

リオデジャネイロ五輪体操男子団体金メダリストの白井健三(日本体育大学教員)が6月17日に現役引退を発表した。今後は日本体育大学で指導者の道に進む。

白井は自身のSNSに「ご報告」としてメッセージを投稿。「ずっと前から『東京の年まで』と決めていて、今年の代表選考レースを白井健三として戦い抜くことができたため後悔なく選手生活を終えることができました」、「24歳という年齢での引退は早すぎると思われる方もいらっしゃるかとは思いますが、僕は誰に何を言われようと『幸せな競技人生だった』と胸を張って言い切ることができます」と綴った。

現役最後の大会となった6月の第75回全日本体操種目別選手権以降、すでに日本体育大学の指導者としての歩みを進めているという白井。「体操選手・白井健三という肩書きとはお別れですが、今後も体操競技に関わり、発展させていきたいという想いは変わりません」と指導者人生を見据え、「今までありがとうございました! そして、よろしくお願いいたします!」と結んだ。

1996年生まれの白井はリオデジャネイロ五輪に19歳で初出場。男子団体で内村航平(現ジョイカル)らとともに金メダルを獲得したほか、男子種目別跳馬で銅メダルを手にした。世界選手権には2013年に初出場し、種目別ゆか運動で金メダル。2015年、2017年にも同種目を制し、世界選手権では金メダル5つを含む、11個のメダルを獲得した。
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