【米田博史】50歳からのゴルフ上達方は良いミスショットを打つ!

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米田博史(よねだひろし)1962年生まれ。東京都出身。PGAティーチングプロA級
プロ・アマ問わず1万人を超すゴルファーの指導実績を持つ

悪いミスショットと良いミスショットの見分け方

10代、20代はプロを目指してガンガンに練習をしてほしい時期で、一球でも多くスーパーショットを打って練習に取り組んで欲しいです。
ただし30代40代以降になると、なかなかスーパーショットが数多く打てなくなり
いわゆる「上がってナンボ」がテーマになります。
ですのでスコアメークコースマネジメントに練習項目がシフトしていくと思います。

そこで今回のテーマはプロゴルファーだと50歳からシニア、アマチュアでは55歳からシニア競技になると思います。
そこからはゴルフの大きなターニングポイント
ナイスショットがなかなか出なくてミスショットが多くなってきます。
そのミスショットの中でも良いミス悪いミスがあります。
それを皆さんに知って頂いて練習メニューに取り入れて役立てて頂けたらと思います。

【パッティングは右にショートしろ!】
まずは下写真くらいの短いショートパッドで具体例をお伝えします。

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50歳を超えてからなかなか入らない場合もある。
そのような時に、どのようなミスが良くて、どのようなミスが悪いのかをお伝えしていきます。

スティック2本を置いて先の方にボールを置いていく練習をされていると思いますがそこでの悪いミスと良いミスは
■悪いミス
フェースが返って引っかける
強く当たってオーバーする
■良いミス
右手前にショートさせる
カップインができればベスト

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【9番アイアンは引っかけろ!】
ショート練習で私が多く拝見するのは
ショートアイアンはピンに向かって真っ直ぐ飛ばしたいという人が多いのではないでしょうか?
真っ直ぐピンに向かって飛んで行ったらパターの練習をしていると思ってください。
ですからショートアイアンをターンさせずに真っ直ぐに引いて真っ直ぐ出してしまっています。
まだウォーミングアップもしていないのにボールが狙ったところに飛んでいくのは相当危ない練習をしていいると考えてもらえたらいいと思います。

ではどういった練習をすればいいか?
まずはクラブヘッドが走っているかをチェックしたいのではないでしょうか。
フェースが適度に開きながら上がり適度にターンしながら通過していく、ヘッドを動かしていく練習をしたいと思っているのではないでしょうか?
しかしウォーミングアップが済んでいないうちは
■悪いミス
練習でピンを狙うのはNG
→パターの練習をしているのと同じ

9番アイアンでも練習では少しでも遠くに飛ばすためにヘッドを走らせて、コースで調整していきましょう!

さて、これで今日のレッスンが終わってしまうとコースでは役に立たないので
ウォーミングアップでボールが左に飛ぶようになったら方向を調整していきましょう!
まず1つ目、手っ取り早いのは
左に向かって打つのが安定したら、スタンスをクローズにして右を向きます。
右を向いて手を返して振れば真っ直ぐ飛ぶと思います。
しかし、これはあまり良い方法ではなくて「左に行かなくなる」くらいです。

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つまりスタンスの向きに必ずボールが飛んで行くわけではないんです。
肩の向きが重要で
インパクト前後で肩が開かないようにすると、手を返しても左に引っかからなくなります。

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まずは手を積極的に返してヘッドが走り始めたら右肩が出ないようにクローズにしておくのがポイントです。

■良いミス
引っかけ、フックはOK!
→ヘッドを走らせて遠くに飛ばす
■悪いミス
練習でピンを狙うのはNG
→パターの練習をしているのと同じ

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動きなどの詳細は動画を参考に確認してみてください。
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