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スター選手のDNAを受け継ぐタレントたち

ラ・リーガ公式 2021年6月12日 20:00

チーム・協会

【(C)LaLiga】

ラ・リーガが主催するインファンティル（U１２）の大会「ラ・リーガ・プロミスズ」が６月４〜６日にかけてビジャレアルで開催された。

スペインフットボール界の未来のスターたちが共演するラ・リーガ・プロミスズは、１２歳以下のカテゴリーでは世界で最も権威のある大会の１つだ。２０１４年以降はラ・リーガ・サンタンデールに所属する２０クラブに加え、他国の強豪チームも招待している。

過去にはアンドレス・イニエスタ、フェルナンド・トーレス、ダニ・カルバハル、セスク・ファブレガス、ジェラール・ピケ、サンティ・カソルラ、イアゴ・アスパスといった選手たちがこの大会で活躍。近年はスター選手の名字を受け継いだ新世代の２世プレーヤーたちも台頭している。

タレントは遺伝される。今回はその事実を身をもって証明している１０人の若きスター候補たちを紹介したい。

エンソ・ビエイラ

マルセロ・ビエイラの息子エンソは、父親も所属するレアル・マドリーのインファンティルでプレーする。１１歳のストライカーは父親譲りのアフロヘアと背番号１２がトレードマーク。今回のラ・リーガ・プロミスズではチームの準々決勝進出に貢献した。

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シェイン・クライファート

バルセロナの元９番パトリック・クライファートの四男は、２０１９年の国際大会を制したバルセロナの中心選手だった。父親と同様にストライカーであるシェインは、ニューヨークで行われたレアル・マドリーとの決勝で２ゴールを挙げ、６ー１の大勝でタイトルを手にしている。

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ホセ・レジェス

２０１９年に交通事故で亡くなったホセ・アントニオ・レジェスの息子は、アブダビで行われた同年のラ・リーガ・プロミスズで大活躍。ビジャレアルとの準決勝で２ゴール、セビージャとの決勝では４ゴールを記録し、レアル・マドリーの優勝に貢献した。現在はインファンティルA（U１４）に所属している。

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ミゲル・アンヘル・サルガド

ミチェル・サルガドはレアル・マドリーでプレーした２０００年代の活躍が有名だが、その前には地元クラブのセルタで９０試合以上の実績を積んでいる。息子のミゲル・アンヘルも同じ道を歩んでおり、２０１７年のラ・リーガ・プロミスズではセルタの中心選手として活躍。現在はセルタのU１６に所属している。

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ジュレン・ジョン・ゲレーロ

アスレティック・クルブのレジェンド、ジュレン・ゲレーロの息子は現在レアル・マドリーでプレーしている。ラ・リーガ・プロミスズで脚光を浴びたのはマラガの一員として出場した２０１６年大会。左利きのMFは天才的タレントに加え、父親によく似た外見でも見る者を魅了した。

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ルカ・カメニ

ゲレーロと共にマラガの一員として２０１６年大会に出場したルカは、エスパニョールやマラガで活躍したカルロス・カメニの息子だ。カメルーン代表GKだった父親とは違い、自身はMFとしてプレー。現在はマラガのU１８に所属する。

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ウナス・ウルサイス

アスレティック・クルブで一時代を築いたストライカーであるイスマエル・ウルサイスは、現在ラ・リーガのアンバサダーを務めている。２０１７年に１０歳でアスレティックに加入した息子のウナスも父親と同じストライカーで、２０１９年のラ・リーガ・プロミスズでは準々決勝まで勝ち進んだ。当時イスマエルは「いつだって父親として観戦する方が辛いもの。良いプレーをしてもらいたいけど、何よりも重要なのは楽しむことだ」と語っている。

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