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【動画】豪華タレントを操ったスルーパス
ペップ・グアルディオラの芸術的アシスト集


 ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティが、今季クラブ史上初めてチャンピオンズリーグ(CL)のファイナルに勝ち上がり、現地時間5月29日、同じプレミアリーグのチェルシーと雌雄を決する。


 グアルディオラ監督にとっては、バルセロナを率いてビッグイヤーを勝ち取った2010-11シーズン以来のファイナル。「メッシがいなければCLで勝てない」といった声をついに黙らせるのか、大いに注目だ。

 最近のサッカーファンにとってペップは、戦術のオーソリティーであり、世界的名将のイメージしかないかもしれない。そこでお届けしたいのが、バルサの司令塔として、ロマーリオ、フリスト・ストイチコフ、ルイス・フィーゴら豪華タレントを操っていた、現役時代のアシスト集だ。


 ピボーテ、つまり中盤の底でパスをさばきながらゲームを組み立てるペップのプレーに、決して派手さはない。それでも、その視野の広さとキックセンスを生かしたラストパスには、一幅の絵のような趣があった。


 当時から“ピッチ上の監督”と呼ばれていたペップは、ロマーリオやストイチコフのような、エゴイスティックで気難しいストライカーも巧みにコントロール。彼らが気持ちよくシュートを打てるポイントに、ピタリとパスを届けた。


 開始9秒からのロマーリオへのアシストに代表されるように、相手DFラインの裏を狙った球足の長いスルーパスが、いわばペップの十八番。近場の味方とショートパスを交換しながらギャップを生み出すと、まさしくスイッチを入れるようにピッチを縦に切り裂く勝負手を打つのだ。

インテリジェンス溢れるプレーで、バルサの中盤を支えたグアルディオラ。現役時代から“未来の名将”の雰囲気を醸し出していた
インテリジェンス溢れるプレーで、バルサの中盤を支えたグアルディオラ。現役時代から“未来の名将”の雰囲気を醸し出していた【DUGOUT】

 グラウンダーだけではなく、浮き球のパスも鮮やかだ。ストイチコフを走らせたラストパス(47秒〜収録)や、2列目から飛び出すホセ・マリア・バケーロに合わせたシーン(59秒〜収録)などからも分かるように、そのキックフォームと球筋は実に柔らかい。


 カンテラ時代は痩せすぎで、使い物にならないと言われたこともあるペップ。しかし、その卓越した戦術眼を武器に、天才司令塔は1990年代前半のバルサに一時代を築いた。


 1分10秒のシーン。ペップは相手マーカーにコンタクトされ、倒れ込みながらロナウドにスルーパスを届けている。巧みなポジション取りで、いつの間にかフリーになっていることの多かった彼にしては、珍しいシーンかもしれない。


YOJI-GEN

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