「マスターズ」で見かけたトッププロが手放さない旧作ドライバー

【ゴルフダイジェスト・オンライン】

松山英樹の快挙に沸いた今年の「マスターズ」。海外選手のクラブに目を向けると、最新モデルではないドライバーを持つ選手が意外と多かった。中古ショップ的に、コスパ良く買える主なモデルを調査してみた。

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トッププレーヤーが使い続ける1Wの中古価格相場は?

初日トップに立ったジャスティン・ローズが使用していたのは、2017年発売のテーラーメイド「M1 440 ドライバー」。同社の1Wの中では重心距離が短く、操作性の高さが際立つモデルだ。1万円台後半からのお手ごろ価格で見つけることができる。

ほかの同社クラブでは、前年優勝者のダスティン・ジョンソンは最新の「SIM2」シリーズではなく、前作の「SIM MAX ドライバー」(2020年発売)を使用。こちらは3万円を切る価格まで下がってきた。

8位タイで終えたコーリー・コナーズは、ピン「G400 LSテック ドライバー」を使用。こちらも2017年モデルながらPGAツアーではいまだに人気があり、ハドソン・スワッフォードやパトリック・リードも昨年まで使用していた。中古でも人気が高く、2万円台後半からと高値を維持。低スピン弾道を求め、左へのミスが怖いゴルファーにオススメだ。

「マスターズ」初優勝が期待されたジャスティン・トーマスは、2018年発売のタイトリスト「TS3 ドライバー」を使用する。最新モデルの「TSi3 ドライバー」を使うこともあるが、すぐに「TS3」に戻すことが多いようだ。直進性とコントロール性のバランスが取れているモデルで、中古では人気が再燃。価格も上昇気味で、カスタムシャフト装着なら3万円台前後が相場だ。

世界の頂点を狙うプレーヤーが手放せないドライバー。すでに中古でしか手に入らないものがほとんどなので、入手して彼らのこだわりを確かめてはどうだろう。
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