BOATBoy黒須田編集長の注目レーサー予想〜マスターズ編〜

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いよいよ明日からプレミアムG1マスターズチャンピオンが開幕。今年のマスターズも強豪揃いで激しいぶつかり合いが期待できそうだ!
そんな中、明日のドリーム戦(12R)の注目レーサーを予想。まだ、ボートレースを始めたばかりの皆さんもご参考までに。それではさっそく見ていこう。

<4月20日 12Rドリーム戦>
1号艇 守田俊介(滋賀)◎
2号艇 瓜生正義(福岡)△
3号艇 松井繁(大阪) ○
4号艇 上平真二(広島)◎
5号艇 平尾崇典(岡山)○
6号艇 吉川元浩(兵庫)○
◎絶好調 ○好調 △普通 ×もう一息

「すし太郎」と呼ばれることもある守田俊介選手 【(C)BOATRACE】

初日ドリーム戦、最近絶好調と言えるのは守田俊介と上平真二だ。守田は3月のSGボートレースクラシックで優勝戦に駒を進めており、3着に入った。2〜3月にフライング※のペナルティで1カ月の休場期間もあったが、レース勘にはまったく問題がなく、実力を発揮している。また、「ボート界のすし太郎」と呼ばれるほど無類の回転寿司好きな守田は体重も軽いタイプの選手ではなかったが、最近は52kgをキープし続けているのも強みだ。マスターズチャンピオンの舞台となるボートレース下関は内寄りのコースが強く、ドリーム戦1号艇も心強いという特徴も追い風となっている。かねてから“天才”と評された男の活躍に期待したい。
※フライング…ボートレースでは、規定の時間から1秒以内にスタートラインを通過しなくてはいけない「フライングスタート方式」を採用しており、規定の時間より前にスタートラインを通過すると「フライング(F)」となる。

YouTuberとしても活躍中の上平真二選手 【(C)BOATRACE】

元祖・ボートレーサーYouTuberとして活躍するなど多才な男“上平”は地元宮島でのG1ダイヤモンドカップで優勝戦に出場するなど、心技体と充実している印象だ。ドリーム戦は4号艇に登場するが、外枠でも舟券への絡みは少なくなく、持ち前のテクニックを駆使して上位進出を狙うと予想。
 SG12回優勝と現役最多の王者 松井繁は、3月クラシックでは予選落ちを喫したが、その後のG1レースでは立て続けに予選突破。モーターの仕上げも上々で、ドリーム戦では攻撃力をどこまで見せてくれるか楽しみだ。また、平尾崇典も成績が安定しており、外枠でも舟券への絡みがかなり多い。直線で勢いをつけてまくり一撃※のシーンも多く、好モーターを引けばド派手なレースを見せてくれるかもしれない。吉川元浩は4月に入って住之江G1で優勝戦進出。マスターズでは好モーターを引き当てさえすれば、有力な優勝候補。外枠からのドリーム戦をどう乗り切るか、注目が集まるところ。
 瓜生正義はSG優勝10回の実力者だが、3月のクラシックで予選落ち、直前の大村G1では途中帰郷など、近況は一息の成績。ただ、底力には疑う余地がなく、2号艇で迎えるドリーム戦で巻き返し態勢を整えてくるはずだ。

※まくり…2〜6コースからスタートした艇が、スピードを落とさず1周第1ターンマークで内の艇を外から抜いていきそのままレースに勝つ戦法。

 そのほかで注目したいのは……

◎濱野谷憲吾 赤岩善生
 濱野谷は直前の大村G1を優勝。またその前には唐津で優勝、全24場での制覇を達成している。下関はナイター開催だが、G1優勝の大村もナイター開催で、これもアドバンテージになるだろう。赤岩は直前に通算100Vを達成。下関では過去5優勝とレース場の水面相性もいい。気合のこもった走りで優勝戦線に殴り込みだ。
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