恥ずかしかった「セルライト」が消える!?薄着シーズン前にはじめるセルライト対策

ココカラネクスト

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「お肌のボコボコが恥ずかしい」
「セルライトを消す方法はないの?」

女性の中には、このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。ダイエットに成功しても、しつこく残るセルライト。どうにかしたいですよね。

そこで今回は、薄着シーズン前にはじめたい、セルライト対策を紹介していきます。

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1.ボコボコの「セルライト」には種類があった!

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セルライトとは、お肌がボコボコした状態のことをいいます。セルライトは美容界に広まっている言葉で、お腹や太もも、お尻などにできやすいといわれています。

では、セルライトの正体は何なのかというと、実はセルライトは、大きくなった皮下脂肪です。皮下脂肪が大きくなり過ぎてしまったがために、お肌に凸凹が生じるのです。

また、セルライトには種類があり、大きく4つに分けられます。一つひとつ解説していきます。

1-1.脂肪型セルライト
肥満によってたまった脂肪が、老廃物質などと一緒になったものを「脂肪型セルライト」と呼びます。脂肪型セルライトはお腹周りやお尻にできやすく、若者から更年女性まで幅広い世代にみられるとされています。

1-2.むくみ型セルライト
むくみや冷えによって生じるものが「むくみ型セルライト」です。血流が悪くなることが原因とされ、主に太ももやふくらはぎなど、脚にできやすいといわれています。

また、脂肪型セルライトよりもボコボコした状態が目立つことが多いようです。

1-3.線維化型セルライト
脂肪細胞にコラーゲン繊維が絡みついたものを「繊維化型セルライト」といいます。繊維化型セルライトは、セルライトを長期間にわたって放置しておくとできてしまうタイプで、お肌のボコボコが顕著で、軽くつまむと痛みを生じることがあるといわれています。

1-4.筋肉質型セルライト
あまりみられないタイプが「筋肉質型セルライト」です。もともと筋肉量が多かった方が、何らかの原因で筋肉量が落ち、そこに脂肪がたまることが原因で起こるセルライトです。

他のセルライトと比較して、最も消しにくいといわれています。

2.セルライトができる原因

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セルライトができる原因はさまざまです。むくみ、加齢、生活習慣、ホルモンバランス、ストレスなど、多くの要因がセルライトに関わっているといわれています。

むくみがあると血行不良となり、からだに余分な脂肪や老廃物質がたまりやすくなります。冷え性がある方も同様に、セルライトができやすいといえるでしょう。

また、ストレスもセルライトと関係があります。ストレスがたまると自律神経のバランスが乱れて、交感神経が優位になります。すると、血管が収縮して血行不良を引き起こすのです。

なお、筋肉量が落ちるのもセルライトができる原因です。筋肉量が落ちるのは、加齢や生活習慣などが関わっています。

筋肉量が落ちると基礎代謝が落ちるため、脂肪を燃焼しにくくなり、余分な皮下脂肪がたまってしまうのです。

3.セルライトを減らす方法

では、セルライトを減らすためには、具体的にどんなことをすればいいのでしょうか。セルライトを減らす方法をご紹介します。

3-1.運動

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適度に運動をして、代謝や血流アップを図りましょう。

とくに、セルライトを消したい方には「有酸素運動」と「無酸素運動」の両方を行うことがおすすめです。なぜなら、有酸素運動には脂肪燃焼効果があり、無酸素運動には筋肉量増加効果が見込めるからです。

週3回くらいのペースでいいので、私生活に有酸素運動と無酸素運動を取り入れてみましょう。有酸素運動としては散歩、無酸素運動としては筋トレで充分です。

3-2.マッサージ
マッサージもセルライトには有効です。

マッサージをすると血流やリンパの流れがよくなり、皮下脂肪を取り除きやすくなります。セルライトのある部分を優しくマッサージしてあげましょう。

マッサージのコツとしては、からだの先端から心臓に向かって揉んでいくことです。そうすることで、老廃物質や血液が心臓に戻りやすくなるといわれています。

また、マッサージオイルやクリームを使うと効果がアップします。脂肪燃焼成分であるとされる「Lカルニチン」などが配合されているものを使うとよいでしょう。

3-3.美容クリニックを受診
脂肪型やむくみ型セルライトはセルフケアでも落とせますが、繊維型セルライトはなかなか自分の努力では落ちないことがあります。

そのような場合は、美容クリニックの受診を検討してみてください。

美容クリニックでは、脂肪吸引や脂肪溶解(注射やレーザー)など専門的な施術が受けられます。

3-4.漢方薬

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「いろいろ試したけどセルライトが消えない…」

そんな方には漢方薬がおすすめです。

漢方薬は医薬品として効果と安全性が認められているお薬です。

セルライトの原因と考えられている血液やリンパの乱れによる老廃物や水分代謝の改善に効果のある漢方薬はいくつもあります。

漢方医学では、皮下脂肪の増加にはいくつかの理由があると考えられています。例えば、漢方医学の考え方では、「ストレスで食べすぎてしまう(気の乱れ)」「水が体内に溜まってしまう(水太り)」「ホルモンバランスが崩れて太りやすくなった」などが挙げられます。

また、漢方薬はダイエットを目的とする場合にも効果を発揮します。さまざまなアプローチ法で、「お腹周りの脂肪」「むくみ(水太り)」「便秘」といった症状に働きかけていき、ダイエットをサポートしてくれるでしょう。

そして、医薬品である漢方薬ですが、理想的な心とからだへ導くことを目的としている点も特徴です。漢方薬は体質の改善に働きかけるため、リバウンドを繰り返したくない方への痩せやすい体質づくりには最適といえるでしょう。

また、漢方薬は比較的、副作用が少ないといわれているため、安心して服用できる点もメリットです。そのため、健康作りやダイエットを目的とされる方にも問題なくお使いいただけます。

さらに、健康に気を遣う方にも漢方薬はおすすめです。「バランスの取れた食事や運動などを毎日続けるのは苦手」という場合でも、漢方薬なら毎日のむだけ。これなら、手間なく続けられますね。

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<セルライトに悩む方におすすめの漢方薬>

・大柴胡湯(だいさいことう)
気の巡りを促してストレスを低減させ、便通も解消します。体内の代謝のバランスを整えることで脂肪燃焼をサポートします。高血圧や肥満に伴う肩凝り・頭痛にも使用できます。

・防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
水分循環を促し、余分な水を排泄させます。水太りの肥満症の方によく使用されます。肥満に伴う関節の腫れや痛みにも有効です。

・防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
血流や水分代謝を促し、からだ全体の巡りを整えます。便や汗などで、不要物を体外へ排出しからだを軽くします。脂質代謝機能を改善し、溜め込んでいる脂肪を減らすのに役立ちます。

ただ、注意したいのは、漢方薬は自分に合っているか否かがとても大切だということです。自分の今の状態に合っていない場合は、効果がないだけでなく、副作用の心配もあります。購入の際には、漢方に精通した医師、薬剤師等にご相談することをおすすめします。

4.生活習慣を見直してセルライトを消そう!

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セルライトについて解説しました。セルライトは放っておくと、繊維化して消しにくくなります。セルライトを見つけたら、運動をしたりマッサージをしたりして、できる限りセルライトを減らしていきましょう。

[文:あんしん漢方]
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日々快適に、そして各々が目指す結果に向けてサポートするマガジンとして、多くの方々の「ココロ」と「カラダ」のコンディショニングを整えるのに参考になる媒体(誌面&WEB)を目指していきます。

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