80台を目指すなら!「ノックダウンショット」をマスターしたい!

Gridge(グリッジ)

【(c)GAHAG】

テレビでゴルフを見ていると知らない言葉ってたくさん出てきますよね。
今回は、男子のツアー中継でたまに出てくる言葉「ノックダウンショット」について解説します。

ノックダウンショットとはいったいどんなもの?

まずはノックダウンショットがいったいどんなものなのかから説明していきましょう。
ノックダウンショットとは、打球を上げない低い弾道で、風を切り裂いて飛んでいくような鋭いショットのことを指しています。
特にタイガー・ウッズのそれは「スティンガーショット」とも呼ばれ、その弾道の鋭さに見るものすべてが興奮しました。
プロゴルファーがテクニックとして見せることがありますが、実際に使いこなすまでにはかなり練習が必要となります。
もし身に付けることができればピンチを打開できるショットになる可能性があります。

ノックダウンショットのメリットとは?

ではこのノックダウンショットはどのようなメリットがあるのでしょうか。
一番は弾道が低いため、風の影響を受けにくいという点があります。
アゲインストの風が強い時に距離を出す手段として、また横風が強い時でも影響を受けにくくすることで、狙ったところにボールを運ぶことができます。
風を読むというのは初心者には難しいですし、上級者には必須のスキルとなります。
その確実性を増すためにも身に付けておきたいショットです。

ノックダウンショットの打ち方はどうするの?

このノックダウンショットの打ち方を説明しましょう。
基本はいつもよりオープンスタンスで構えます。
そして重心を左足に置き、テークバックを小さめに取ります。
スイングは、インサイド寄りにダウンスイングするイメージになります。
また打った後のフォロースローも大切で、飛ばしたい方向にしっかりと打ち抜き、腕を飛ばす方向に向いた状態でフィニッシュできれば、きれいなノックダウンショットが打てるでしょう。
もちろんこれ以外にも打ち方は存在するため、自分に合った打ち方を見つけていきましょう。
一般的には、ロフトを立てて上から打ち込むと、打ち出しは低く飛び出していきますがスピン量が増えて吹き上がってしまうことも多くなります。
なので、ロフトを立ててインパクトに向かいながらも、極端に上から打ち込まないように気を付けて、なおかつフォローも低く長く出していくことで、吹き上がらないノックダウンショットが打てるでしょう。

ノックダウンショットにお世話になる場面とは?

先に述べたように風の影響を気にする時ですが、それ以外にも用途があります。
障害物を避ける時にも有効なのです。
林などから出して終わりにするのか、ノックダウンショットで攻めるのか、そんな場面は上級者になるほど出てきますよね。
また、曲芸に近いですが、バックスピン量を減らすことで“水切り”のように池でバウンドさせるなんてことも可能になります。
ノックダウンショットについて理解できたでしょうか?
強風時やラインを出していきたいショットなどで使う場面が出てくるこのテクニック、ぜひともチャレンジしてみてください。
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