むくみ解消の秘訣は快便!

ココカラネクスト

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 「朝起きると顔がむくんでいる」「夕方になると脚がむくんでブーツが履けなくなってしまう」こんな悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。特に女性にとってはむくみは大きな悩みの種といっていいかもしれませんよね。。

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 女性でも、そして男性でも、生活リズムが乱れれば誰もがむくみます。体がむくむのは体に余計な水分がたまってしまうからです。この水分はもともと血液に含まれていた成分で、血管を飛び出して、細胞と細胞の間を漂いながら細胞に栄養や酸素を運んだり、老廃物を排出させたりしています。しかし、不摂生が続くと代謝が滞って細胞と細胞の間にどんどん水がたまり「むくみ」を作っていくのです。

 つまり、むくみの根本的な原因は「血流の停滞」にあります。すると、細胞の活動がにぶってしまうため、体がだるく重たくなってしまうのです。

 脚のむくみを訴える女性が多いのも、この血流の停滞が原因です。

 女性は脚の脚力が男性に比べて弱いため、血流を心臓にうまく送り返せず、ふくらはぎのあたりに血液がたまってしまいやすいのです。

 もともと筋力の弱い女性が朝から晩までデスクワークをしていたら、脚がむくんでぱんぱんになってしまうのは当然かもしれませんよね。

 このようなことから、「むくみを解消するには?」と考えた時に、もちろん、ふくらはぎのマッサージをするなどは、一時的にむくみを取るためには最適の方法ですが、「むくみ」の根本的な解決には、生活習慣全体を見直していくと考えた方が良さそうです。

 それでは「むくみ」とおさらばするための生活改善とは?

 今回はむくみを解決できる簡単な日々の運動術をお伝えします。

むくむ人の共通点は便秘

 「むくむ」ということは、代謝がうまく機能していない=排出がしっかりできていない、という点で便秘気味という人も多いです。

 じゃあ、何をすればよいのでしょう?

 「適度な運動をする」これが正解です。筋肉を動かすことで、血流が流れ、代謝があがり、腸が動き、便を促します。

 「適度な運動=呼吸が浅く早くならない運動」の代表的なものがウォーキングです。

 息を切らして汗をかくジョギングやランニングのほうが、何か運動をしたような気分になれまるかもしれませんが、実際に健康効果があるのはウォーキングのほうだそうです!自律神経のバランスを重視した場合、激しく動くことよりは、ゆっくり動くことのほうがプラスになるようです。交感神経が優位である、ということは血管が収縮して緊張が持続されている状態です。これがあまり続くと血流が停滞し、心も体揉む組み始めるので、忙しいひとほど「ゆっくり」を心がけるべきなようです。できればせすぎをしっかりと伸ばして、胸をはりゆっくりと歩くウォーキングを実践してみたください。

 また、ゆっくり歩くことを意識できるようになったら、ゆっくり呼吸をすることも意識するようにしてみてください。

 ゆっくり呼吸をすると、酸素の摂取量が増え、副交感神経の働きが優位に立ち、血管が拡張します。

 具体的には「4秒吸って、その倍の8秒で吐く」。

 この呼吸をすることで、すぐにリラックスができると思います。そして、1日のむくみを取る、とっておきの方法は「夕食を摂った後に、30分ほどゆっくり歩く」ことです。

 なぜなら、夜の時間帯は副交感神経が優位に立っているため、体も緩んでいて、血流の停滞もあまり見られないのです。こうしたリラックスしやすい状態の時に、意識してゆっくり体を動かすのです。そうすれば血流はさらに改善され、デスクワークで生じた肩、首、腰なども自然と回復していく、ということです。

 まずは、通常の状態でのご自身のむくみ状態をチェックしてみても良いと思います。

[文:出張マッサージ ミラク 代表・齊藤麻由子]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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