パッティングのルーティンは短くするのがコツ

Gridge(グリッジ)

【(c)GAHAG】

パッティングが得意という人は、意外と少ないものです。しかし、パッティングの良し悪しがスコアには大きく影響します。
ゴルフの中でも、もっともプレッシャーのかかる場面と言えるでしょう。
今回は、そんなパッティングが上達するコツを紹介します。

最大のコツは、時間をかけ過ぎないこと!

パッティングは、ラインを読んだりタッチを決めたりと、いろいろ考えることが多いのですが、あまり時間をかけ過ぎてはいけません。
ボールを打つと決心したら、すぐに打ってしまうほうがいいです。
アドレスに入ってから、あれこれ迷いが生じてしまうと、その動揺が動作に影響してしまい、イメージとはまったく違う1打になってしまう可能性があります。
初心者であれば、ある程度時間がかかってしまうのは仕方のないことですが、一度決めたら迷わないという姿勢は大切です。
また、時間をかけ過ぎるのは、スロープレーとなって他の方の迷惑にもなりかねません。

素振りの重要性

プロのパッティングを見ていると、ボールを打つ前に何回か素振りしています。
この素振りは、一種のルーティンのようなもので、実際にボールを打ったらどのように動いていくかをイメージしているのです。
タッチを確かめる上でも重要なので、打つ前の素振りは行ったほうがいいでしょう。
ただし、何気なくただ素振りをするのではなく、先に述べたように実際のボールの転がりを想像しながら、頭の中で一度打ってみるくらいの感じで行いましょう。
グリーン上でボールを転がしてみるイメージを持つことも、距離感を合わせるのに役立ちます。

寄せることを意識

プロゴルファーでさえ、ロングパットとなれば、カップインよりも寄せることを重視してパッティングします。
しかし、アマチュアゴルファーでパターが苦手という方は、すべてのパッティングでカップインを狙っているように見受けます。
それではなかなか上手くいきません。
世界のトッププロでさえ、3メートルを1パットで入れられる確率は約4割だそうです。
カップインするのがベストであることは間違いありませんが、まずは近くに寄せること。
欲張らず、2パットでよしと思えれば、余計なプレッシャーを自分にかけずに、1日プレーを続けることができます。

考え過ぎないこと

パッティングで重要なのは考え過ぎないことです。なるべく、軽い気持ちで打つほうがいいです。
時には、絶対に成功させるという強い気持ちも大切です。
しかし、ゴルフは約5時間の長丁場。
精神的にも持ちませんし、失敗が続けば精神的に崩れてしまうこともしばしばです。
自分になるべくプレッシャーをかけないことも、実はとても大事なテクニックなのです。
失敗しても落ち込まず、カップインした時の喜びだけを噛みしめましょう。
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『ゴルフの楽しさをすべての人に』をコンセプトにしたゴルフ情報サイト。 ビギナーゴルファーにも読みやすいマナーやルールの記事や女性ゴルファーに向けたレッスン記事など幅広い情報を発信中。

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