この難しい場面を切り抜けよう!あごの高いバンカー脱出法!

Gridge(グリッジ)

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アゴのあるバンカーにつかまって、焦るあまりダフってしまう。上手く打ったつもりが、高さが出ずにバンカーに逆戻り。
そんな経験は誰でも持っていると思います。
この難しいシチュエーションを切り抜けるためには、高さのあるバンカーショットを打てることが不可欠。
この記事ではバンカーショットに高さを出す打ち方について解説していきます。

1.アームローテーションを使う方法1

まずはじめに紹介する、高さを出したバンカーショットを打つ方法は、アームローテーションの動きを多用するという方法です。
まずはシャフトを垂直に構えます。
次にアドレスですが、オープンスタンスではなくターゲットに対してスクエアにアドレスすることが大きなポイントとなります。
なぜなら、手打ちの要素が少々強い方法なので、スタンスをオープンに取り過ぎることで左に引っかけてしまう危険があるからです。
コックをほどいてハンドファーストにならないようにインパクトして、ロフトが寝たままボールを打てば、ボールが高く上がります。

2.アームローテーションを使う方法2

アームローテーションを使う方法で次に大きなポイントとなるのがテークバックです。
クラブを上げていきながら、左腕は時計回りに回転させます。
この間にシャフトが寝ているように感じるかもしれませんが、それでOK。
ダウンスイングからインパクトに戻す時に、きちんと回転させた腕を反時計回りに戻してください。
戻さないと、右斜め45度にボールが飛び出すシャンクになります。
また、腕を反時計回りに回して戻す時に、ロフトが立たないように注意してください。
フェース面が上を向いたまま、フェース面を反時計回りに回転させるようなイメージです。
難しいかもしれませんが、ボールを高く上げるために必要な操作です。
最初は素振りでイメージをつかんで、慣れたらバンカー練習場などで試してみてください。

3.体の回転で高さを出す方法1

次に紹介する高さを出すバンカーショットの打ち方は、体の回転を主体にしたスイングで打つ方法です。
まず、エクスプロージョンショットと同様にシャフトを垂直にして、ロフトを寝かせる構えをします。
この時、フェース面は開き気味にし、ターゲットに対してオープンスタンスに立ちます。
後は、スタンスの方向に体を回転させて振り抜くだけです。
ターゲットよりも左に振り抜く形になりますが、フェースを開いていることでピン方向へ飛ばすことができるはずです。

4.体の回転で高さを出す方法2

体の回転を主体としたスイングをする時に注意したいのは、手首の動きを入れないことです。
手首の角度はキープし、テークバックとフォローでは胸の向きを右から左へ入れ替えるような形に振ります。
手首を使って打ってしまうと、入射ポイントのズレや入射角のバラツキを招いてしまいます。
フェース面が上を向いた状態を維持しながら、ボールの下の砂を“切る”ようなイメージです。
ヘッドに急な加速をかけず、体の回転スピードを重視して振り抜くことが、安定して高さを出したバンカーショットを打つ条件です。
構えとスイングのポイントをしっかりと押さえれば、バンカーショットに高さを出すことができるようになるでしょう。
2つの方法をご紹介しましたので、フィーリングの合う方法を選んで実践してみてください!
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『ゴルフの楽しさをすべての人に』をコンセプトにしたゴルフ情報サイト。 ビギナーゴルファーにも読みやすいマナーやルールの記事や女性ゴルファーに向けたレッスン記事など幅広い情報を発信中。

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