いざNHKマイルCへ! ニュージーランドトロフィーを分析!
【 2016/4/9 中山11R ニュージーランドトロフィー(G2) 3連単は105万1270円の超高配当】
ニュージーランドトロフィーの人気別成績(2012年以降・過去9年)
■表1 【ニュージーランドトロフィーの人気別成績(2012年以降・過去9年)】
ニュージーランドトロフィーの枠順別成績(2012年以降・過去9年)
■表2 【ニュージーランドトロフィーの枠順別成績(2012年以降・過去9年)】
ニュージーランドトロフィー出走馬の前走クラス別成績(2012年以降・過去9年)
■表3 【ニュージーランドトロフィー出走馬の前走クラス別成績(2012年以降・過去9年)】
前走オープン特別組はリステッドと非リステッドを併せても【0.1.1.13】という成績になった。前走G3組や1勝クラス組には及ばない。
ニュージーランドトロフィーに出走した前走G3組の着順別成績
■表4 【ニュージーランドトロフィーに出走した前走G3組の着順別成績】
ニュージーランドトロフィー好走馬(2012年以降・過去9年)
■表5 【ニュージーランドトロフィー好走馬(2012年以降・過去9年)】
狙いどころを見つけるうえで注目したいのが前走以外の過去の実績。特にデイリー杯2歳Sで好走経験がある馬が有力だ。17年はボンセルヴィーソ、18年はカツジ、19年はメイショウショウブ、20年はウイングレイテストと4年連続で好走馬が出ている。マイル重賞で好走実績があるという意味では、朝日杯フューチュリティSの好走馬も当然注目したい。14年ショウナンアチーヴや15年アルマワイオリは同レースで2着の実績があった。
また、意外と侮れないのが芝1200mのオープン特別好走馬。17年メイソンジュニアは福島2歳Sで1着、15年ヤマカツエースはすずらん賞で2着の実績があった。マイル重賞の実績馬に比べると好走例は少ないものの、人気になりづらいという面がある。
前走1勝(500万)クラス組は8頭いる。その内6頭が前走平場戦であり、前走特別戦を走っていた馬は2頭しかいなかった。しかし、8頭中7頭は前走1着馬で、なおかつ今回3番人気以内だった馬が6頭もいた。前走1勝クラス組は平場戦か特別戦どうかは関係なく、勝っているかどうかがポイントだ。そして本競走で上位人気に支持されているかどうかもとても重要になる。もし3番人気以内に入るようであれば有力馬だ。
一方、そうでない馬であっても全く軽視はできない。前走2着だった16年ストーミーシーは14番人気で2着と激走。前走中山ダート1200mの平場で1着だった13年ストーミングスターは12番人気で3着と好走した。前走1勝クラス組は人気馬だけでなく、超大穴馬の狙いどころでもある。
文:小田原智大(おだわら ともひろ)
1975年6月、東京生まれ。早稲田大学商学部卒業後、業界紙記者を経て、(株)レイヤード入社。ライター&エディターとして活躍。JRA-VANデータの配信初期から、いち早くデータ競馬の有効性に着目する。05年5月より「競馬 最強の法則WEB」にて、障害戦を除く全重賞レースの傾向と対策、予想を展開。「オッズパーク ダートグレードデータ作戦」では、地方競馬の重賞の攻略にも取り組んでいる。仕事の関係でなかなか競馬場には行けなくなったが、年に1、2回行くローカル遠征が楽しみ。
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