知ってる?「ユーティリティー」を使いこなす秘訣♪

Gridge(グリッジ)

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似ているようで実は大きく異なる、フェアウェイウッドとユーティリティー。
もちろん打ち方もそれぞれ違ってきます。
それぞれの個性の違いを把握して、使い勝手の良いユーティリティーを使いこなしましょう!

フェアウェイウッドとユーティリティーの違い

まずはフェアウェイウッドとユーティリティー(ハイブリッド)の違いについて覚えておきましょう。
ユーティリティーはフェアウェイウッドとアイアンの中間に位置するクラブで、両方のいいとこ取りをした「使い勝手のよいクラブ」という位置付けになります。
フェアウェイウッドのいわゆる5番から9番は、ユーティリティーの17度から25度くらいまでの飛距離と重なるため、自分のゴルフスタイルに合わせてクラブを選ぶことになります。
一般的にフェアウェイウッドのショットは高く上がり、ユーティリティーは低いライナー傾向の弾道になります。

ユーティリティーの形について

ユーティリティーは大きく分けて2種類あり、ひとつがウッド型、もうひとつがアイアン型になります。
ユーティリティーがウッド型の場合はフェアウェイウッドに合わせたスイングを行い、アイアン型の場合はアイアンに合わせたスイングを行うという打ち方の違いがあります。
ウッド型はボールが上がりやすく、アイアン型はフェースのコントロールがしやすいという特徴があります。
どちらにもメリット・デメリットがありますので、アイアンとウッドの得意なクラブに合わせてユーティリティーを選ぶと、安定したショットが期待できます。

自分の得意なスイングで使う

自分の得意なクラブに合わせてユーティリティーの形を選ぶと紹介しましたが、スイングそのものも自分の得意なスイングで振りましょう。
ウッドが得意な人はウッド同様のスイング、アイアンが得意な人はアイアン同様のスイングで打てるのがユーティリティーの面白さです。
スイングをあれこれ気にせずに使えるからこそユーティリティーなのです。
もちろんめちゃくちゃなスイングでは飛びませんので、まずはフェアウェイウッドやアイアンでしっかり自分のスイングを確立させることが重要になります。

リラックスして大胆に!

ユーティリティーは、シャフトが短くミートしやすい上に、球も上がりやすく(特にウッド型)作られていますので、実はあれこれと難しいことを考えずに打てるクラブです。
細かいことを気にせずにリラックスして打つようにしてください。これが秘訣です。
フェアウェイウッドは「ソールをすべらせるように」注意をしてスイングすることが求められます。
よく言われる「払い打つ」打ち方です。
クラブの最下点でインパクトし、そのまま払い打ちます。
いっぽうアイアンは、「ダウンブローに打て」と、よく言われます。
クラブの最下点手前でインパクトを迎え、インパクト後に最下点に達してターフを削るように打ちます。
ユーティリティーは、払い打っても、ダウンブロー気味に打っても問題なく、使い勝手のいいクラブですので、フェアウェイウッドに苦手意識のある人は、積極的に選びたいクラブです。
自分のゴルフスタイルに合わせて、クラブセットにユーティリティーを組み入れることで、確実にスコアアップにつなげましょう。
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『ゴルフの楽しさをすべての人に』をコンセプトにしたゴルフ情報サイト。 ビギナーゴルファーにも読みやすいマナーやルールの記事や女性ゴルファーに向けたレッスン記事など幅広い情報を発信中。

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