もっと遠くへ!フェアウェイウッドでクリーンヒットさせる方法

Gridge(グリッジ)

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200ヤードくらいを気持ちよく飛ばしたい。
そんな時に使うのがフェアウェイウッドですが、クラブが長いため、なかなかクリーンヒットできずに困っていませんか?
少しでも遠くへ飛ばしたい、気持ちよくフェアウェイウッドを振り抜きたい、そんな人のためにフェアウェイウッドでクリーンヒットする方法を紹介します。

フェアウェイウッドはクラブを水平に振るイメージ

フェアウェイウッドで上手く打てない人の多くが、ボールをできるだけ高く上げようとして右肩が下がってしまう傾向にあります。
ゴルフ初心者が陥ってしまいやすいミスとして、スイング時のフォームでボールをコントロールしようとすることです。
ボールの軌道はクラブのフェース(ロフト角)で決まってくるので、無理に打ち上げようとする必要はありません。
フェアウェイウッドであれば水平に振り抜くことでボールは自然と高く上がります。
ボールを無理に打ち上げようとしなければ自然とクリーンヒットが増えてきます。
※ただし、ロフト角が15度以下のスプーン(3W)の場合、ヘッドスピードが40メートル/秒以上ないと、よほど上手く打たないと球が十分に上がりません。なので、ヘッドスピードがそれほど速くない人は、15度以上のロフトがあるフェアウェイウッドを選ぶようにしましょう。

スイングのフォームが固まるまではティーアップして練習する

フェアウェイウッドを使うとフォームが崩れる人は、ボールが低いところにあるため、ダフるのを恐れてしまって、水平に振り抜けなくなっています。
この状態でいくら練習をしても上手くなりません。練習時のポイントは「ティーアップ」です。
どんな状況でも同じスイングができるようにするために、まずはボールが浮いていてダフらない状況で練習してください。
その時意識するのは水平なスイングです。まっすぐに押し当てれば、自然とクリーンヒットできるようになります。
体がそのスイングを覚えたら、実際と同じように地面に置いたボールをじかに打つ練習をしてみましょう。

「練習場では上手く打てている」という罠

練習場ではフェアウェイウッドでクリーンヒットできているのに、コースに出るとダフってしまうという人はいませんか?
実はゴルフ練習場では上手く打てているつもりになっている人がほとんどです。
ゴルフ練習場は人工芝を敷いていますので、多少ダフっても滑ってきれいに打ててしまいます。
ダフっているのに気付かずに、間違ったスイングを体に覚えさせていたのでは、何回スイングしても本コースでは上手く打てるわけがありませんよね。
練習場では本当にダフっていないか注意しながら練習してください。
ティーアップして打った時とティーなしで打った時の音が違うとダフっている可能性があります。
「ドンッ」というクラブが地面を叩く音が、クラブがボールに当たった「キンッ」という音よりも先に聞こえた時は、ダフっています。
ただし、フェアウェイウッドはソールが広いため、ある程度ダフっても滑ってくれるクラブです。
そういったフェアウェイウッド本来の機能を活かすためにも、水平に近いスイング軌道を身に付けましょう。

フェアウェイウッドで遠くに飛ばそうとしない

フェアウェイウッドでクリーンヒットして遠くに飛ばしたい時は、「遠くに飛ばしたい」という意識を消す必要があります。遠くに飛ばさなくてはいけないという意識は無駄な力みを生み出してしまいます。
ボールはクリーンヒットさえすれば勝手に遠くまで飛んでいきます。スイングする時に重要なのは、力ではなくクラブヘッドのスピードです。
力みはブレーキになりヘッドスピードを落としてしまいますので、リラックスすること、遠くに飛ばそうと思わないことを心がけてください。
フェアウェイウッドのクリーンヒット率が良くなると、コースの攻め方が変わります。
これまでとは違ったゴルフを楽しむことができるようになりますので、しっかりと練習をしてください。
体がフェアウェイウッドのスイングを覚えるまではティーアップをして練習して、上手く打てるようになったらティーなしで打つ練習に移行し、ダフっていないかを気にしながら練習するといいでしょう。
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