エイバル、神童ブライアン・ヒルのゴールでセルタと引き分け。武藤はラ・リーガ初アシストでチームに貢献。 (1-1)

SDエイバル
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【©SDEibar】

先制点演出の武藤はフル出場。乾はベンチ入りも出番なし。

 ラ・リーガ第20節、エイバルはアウェイでセルタ・デ・ビーゴと対戦。序盤で先制を許すも、ブライアン・ヒルのゴールで引き分けに持ち込んだ。右サイドハーフで先発出場した武藤はこのゴールをアシスト。自身ラ・リーガ初のアシストとなった。

 試合はいきなり動く。前半9分、右サイドからエイバルの前線のハイプレスを突破したセルタ。そのまま手薄なバイタルエリアに進入し、ゴール前に走りこんだブライス・メンデスがネットを揺らし、早い時間帯での先制に成功する。

 反撃を試みるエイバルだったが、7本のシュートの中で枠内に飛んだのは1本のみと、いまひとつ決定的なチャンスを作る事ができない。結局前半を1点ビハインドで折り返す。

 53分、エドゥ・エスポジトからの強いパスをバイタルエリアで上手く収めた武藤が浮き球でブライアン・ヒルにスルーパスを出す。ペナルティエリアに走りこんだ19歳のヤングスターはこの浮き球を左足でダイレクトボレー。鋭い弾道がゴール右サイドに突き刺さり、エイバルが試合を振り出しに戻す。武藤はラ・リーガ初アシストとなった。

 相手の猛攻を何度も受ける守備陣だったがセルビア代表ゴールキーパー、ドミトロヴィッチのファインセーブで何とかピンチをしのぐ。攻撃面では新加入のアレイクス・ガルシア等を投入し逆転を狙うもゴールは遠く、試合はこのまま終了。勝利を得る事はできなかったエイバルだったが、公式戦の連敗を3でストップさせた。

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著者プロフィール

SDエイバル (ソシエダ・デポルティーバ・エイバル)は1940年に設立された歴史のあるスペインのサッカークラブで、創設から現在に至るまでに地域リーグからトップリーグまであらゆるカテゴリーを経験してきました。その長い歴史の中でも、1988年から2006年まで18年連続で2部リーグに在籍し2部最長記録を達成したことと、2013-14シーズンの1部リーグ昇格決定は画期的な出来事でした。収容人数6300人のイプルア市営スタジアムを本拠地とし、現在ラ・リーガ1部に所属しています。

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