【UFC】チャンドラーが衝撃のUFCデビュー! フッカーをKO

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【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

日本時間1月24日(日)、アラブ首長国連邦・アブダビのヤス島に特設するUFCファイトアイランドを舞台にUFC 257が開催され、セミメインイベントとして行われたライト級マッチはダン・フッカーを相手にマイケル・チャンドラーがノックアウト勝利を決め、オクタゴンデビュー戦を白星で飾った。

【セミメインイベント】
ライト級マッチ 5分3ラウンド
●ダン・フッカー vs. マイケル・チャンドラー○
1ラウンド(2分30秒)TKO

マイケル・チャンドラー

「12年以上、他の団体で戦ってきて、常にUFCで戦えたらどういった試合ができるか、誰と戦えるかを考えてきた。この勝利でUFCライト級ランキングトップ5に食い込むことは確実だろう。コナーより上にランクインできるかは分からないけど、トップ5に入れて何より嬉しいよ。ジムでは常にシンプルなトレーニングを心がけている。UFCで試合をしていなくても、俺の一発の威力はみんな分かっていると思う。フッカーは長いリーチに頼りすぎた部分があった。俺からしてみれば、ヤツのリーチ内に入り込むことさえできれば一発を決めることができると分かっていた。今までもフッカーのように身長の高い相手に対して右フックを決めてきた。アブダビのような場所で、セミメインイベントとしてUFCデビューを飾れて嬉しく思う。まだUFCで1勝しただけ、まだ名指しで相手を指名するほどの権力はないと思っている。次に関してはまたデイナとショーンと話ながら決めていくよ。今は早く飛行機に乗って家族に会いに行きたい」


【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

【メインカード】
女子フライ級マッチ 5分3ラウンド
●ジェシカ・アイ vs. ジョアン・コールダウッド○
判定3-0(28-29、27-30、27-30)

ジョアン・コールダウッド

「本当にいい気分。この10週間にやってきたことがすべてこの試合に生きた。本当にいい気分よ。8番目に多いケリが決まったというのを見たんだけど、この試合でできたのか分からないとはいえ、常にすべてをぶつけるつもりで臨んでいるし、試合前にも言ったように、彼女にすべてをぶつけていきたかったから、とにかく試合では・・・自分で難しくしてしまったかもしれない。試合に臨んですべてを見せたかったから。つまり、もしかしたらテイクダウンもサブミッションもいけたかもしれないけど、ゾーンに入っていたような感じ。向こうがやってくることすべてに対応していけた。私たちにとって一番大事なのは勝つこと。セコンドは常にフェンスと距離を置けと言っていたし、相手の打撃を見極められて、そういうのが本当にうれしくて、こっちからはナックルをお見舞いできたしね。常に成長したいと思っているから、ケージ対応に関しては取り組んでいかないといけないことだと思っている。彼女にテイクダウンされることはなかったけど、それも私にとっては試練のひとつだった。彼女が私より上なのは分かっていたし、彼女はランキング6位だから、これで私が彼女のポジションを奪って、できれば次の試合はトップ5とやれればいいな。そして、タイトル戦線に返り咲きたい」


【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

ミドル級マッチ 5分3ラウンド
●アンドリュー・サンチェス vs. マフムート・ムラドフ○
3ラウンド(2分59秒)TKO

マフムート・ムラドフ

「最高の気分だ。たぶん、呼吸に問題があったんだと思うけど、気候の違いもあって順応するのに手こずったから、満足できているわけじゃないけどね。第2ラウンドで右のクロスを打ったときにダメージを与えられたと思った。それに、第3ラウンドもうまくスタートできたし、ふくらはぎを狙ったケリも当たっていたから、すべてがフィニッシュに向かっていた。とにかく勝利を重ねて、次の相手が誰になろうとも倒すのみ。UFCでのすべての試合が直前のオファーだ。最初の試合は10日前、2試合目と3試合目は25日前だった。俺は誰かを指名するようなタイプじゃない。今は家族、娘と過ごす時間を楽しみたい。たぶん、ウズベキスタンに帰ることになると思う。いくつかプロジェクトがあって、子どもたちのためのジムを建てたいから、戻ってくるとしたら3月か4月かな」


【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド
○マリナ・ロドリゲス vs. アマンダ・ヒバス●
2ラウンド(0分54秒)TKO

マリナ・ロドリゲス

「決まったと思ったの。相手は動いていなかったし、レフェリーが近寄ってきて腕を開いたから下がった。もうあれ以上、彼女に打ち込んでいく必要はないと思ったから。でも、見回してみたら観客が全然違うリアクションで、誰も近寄ってこないし、だからまだ行かないといけないんだと気づいて、改めてフィニッシュしたわ。第2ラウンドはもっと打っていかないといけないのは分かっていたし、パンチを当てていったら彼女がショックを受けていたから、かなり効いていたんだと思う。だからフィニッシュするためにやるべきことをやったの。この試合まで私の名前が話題になることなんてほとんどなかったし、確かに彼女はこれまでたくさんの強敵とやってきて人気もあるけど、この試合で名前が知れ渡ると思っていた。観客が入っていたのも良かったし、私への声援もその逆もちゃんと感じたわ。人がいるってことがただただ素晴らしいと思ったし、できれば次は満員のアリーナでやりたい。トップランカーのファイターとやるためにUFCに来たし、この勝利がそこに導いてくれることを願っている。常に上を目指している。多少の犠牲は覚悟の上よ。目標はベルトをかけて戦うことだから、常に戦っていたい」

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