【ベティス】途中出場の39歳ホアキンが終了間際に1ゴール1アシスト!ドラマチックな展開でソシエダに引き分ける (2-2)

レアル・ベティス
チーム・協会

【©RealBetis】

カナレスとホアキンが劇的な同点ゴール。ベティスの2大スターがチームを敗北から救う。

 ラ・リーガ折り返しとなる第20節、2021年に入り5勝1分けと勢いに乗るベティスはアウェイでレアル・ソシエダと対戦。後半開始早々に2点をリードされる苦しい展開となったが、カナレスとホアキンの終了間際のゴールで試合を引き分けに持ち込んだ。

 前半は共に4本のシュート(共に枠内シュート2本)と、数字上は互角の戦いを見せる。攻撃力の高いソシエダにディフェンスラインの間を何度か狙われ場面もあったが、何とか対応した。

 ペナルティエリア内でソシエダのグリディにフリーでシュートを打たれる場面もあったが、ジョエル・ロブレスのビッグセーブでピンチをしのいでいる。

 スコアレスで迎えた後半、“イブラヒモヴィッチ2世”ことイサクに先制点を決められると、そのイサクのアシストからオヤルサバルが追加点。後半の早い時間帯でベティスは2点のビハインドを背負ってしまう。

 この2ゴールで試合の流れが変わりその後もソシエダが優勢。流れを変えたいペレグリーニ監督は、交代枠5人を使い切り反撃を試みる。

 すると86分、その途中交代で入ったホアキンのクロスからカナレスがヘディングでゴール。10番のゴールでベティスが反撃の狼煙を上げる。

 そして今夜の主役はやはりこの男だった。途中で入ったテージョが左サイドを突破し中央にボールを送ると、このパスに合わせたのは1点目を演出したホアキン。

 レジェンドの今シーズン初ゴールによって劇的に勝ち点1を手に入れたベティス。2021年に入り未だ無敗を維持している。

10番のスペイン代表カナレスは中央の選手ながらここ6試合出場で7ゴール 【©RealBetis】

出場選手
ベティス:ジョエル・ロブレス、エメルソン、マンディ、ビクトル・ルイス、ミランダ、グアルダード(テージョ 56’) 、ポール・アコク(W・カルバーリョ 56’)、フェキル(ホアキン 78’)、カナレス、ライネス(ロドリ 66’)、ロレン(サナブリア 67’)

ソシエダ:アレックス・レミロ、スペルディア、ポルトゥ(ヤヌザイ 83’)、メリノ(スビメンディ 77’)、オヤルサバル(バレネチェア 78’)、グリディ、ゲバラ、ゴロサベル(サルドゥア 66’)、イサク(ジョン・バウティスタ 84’)、モンレアル、ル・ノルマン

ゴール
1-0 ソシエダ:イサク (48’)
2-0 ソシエダ:オヤルサバル(57’)
2-1 ベティス:カナレス(86’)
2-2 ベティス:ホアキン(90+2’)

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著者プロフィール

レアル・ベティス・バロンピエは、1907年9月12日に誕生し110年以上の歴史を持つスペインのサッカークラブです。スペインのアンダルシア州セビリアに本拠地を置き、スペインリーグ1部(ラ・リーガ・サンタンデール)に所属しています。スペインのクラブで4番目に多いファンクラブ数(450以上)を誇るスペイン屈指の名門は、1934-35シーズンに1部リーグ優勝、1976-77と2004-05シーズンにスペイン国王杯を獲得し、その人気はヨーロッパのみならず、アメリカやオーストラリアにも広がっています。

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