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YouTube企画:アカイバ対談
星野采配、バントのサインが分けた明暗
赤星憲広×井端弘和「アカイバ対談」#5

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第5回も引き続き星野仙一監督とのエピソードを語っていく(写真はルーキー時代の井端と星野監督)
第5回も引き続き星野仙一監督とのエピソードを語っていく(写真はルーキー時代の井端と星野監督)【写真は共同】

 スポーツナビ公式YouTubeチャンネルの特別企画として、赤星憲広氏と井端弘和氏の初対談が実現した。2000年代プロ野球の中心選手としてしのぎを削り合った2人が、「監督」をテーマに名将たちとの知られざるエピソードを惜しみなく披露。そして亜細亜大学の1学年差の先輩・後輩として、当時の思い出話にも花を咲かせた。濃密な90分を、全9回に分けてお届け!(12月の毎週火曜・金曜に公開)


 第5回も前回に引き続き、星野仙一監督について語る。赤星が1回だけ食らった鉄拳制裁、井端の開幕一軍を懸けた送りバントなど、星野監督にまつわるエピソードはまだまだ続く。

 なお本記事は、動画では編集の都合で割愛されたトークも含めた完全版として掲載する。

「僕のせいで全員のバットが……」

阪神時代、星野監督にあまり怒られた記憶がないという赤星だが、1回だけ強烈に怒られた時のことを振り返る
阪神時代、星野監督にあまり怒られた記憶がないという赤星だが、1回だけ強烈に怒られた時のことを振り返る【写真は共同】

井端 2003年に阪神が優勝したでしょ? その時はどうだったの?


赤星 井端さんがさっき「あんまり怒られたことない」って仰っていましたけど、僕もですね。よく藤本(敦士)と2人で座ってたんですけど、怒られるのは藤本なんですよ。僕はそんなに怒られる方ではなかったですが、唯一、これを言うと星野さんに天国で怒られそうですけど……星野さんに“バックブロー”(裏拳)を食らったことあるんですよ。


井端 あぁ(苦笑)


赤星 振り向きざまのバックブロー(笑)。2003年、優勝した年に1番・今岡(誠)さん、2番・僕で、3番・金本(知憲)さんという打順だったんですけど、基本「バントのサインは出さないから」と(言われていた)。今岡さんが出ても「最悪、お前が進塁打で、引っ張ってでも何でもいいから(今岡と)入れ替われ」ということを言われて、そのシーズン開幕してからずっと、送りバント(のサインが)ほとんど出なかったんですよ。で、とある時に、バントのサインが珍しく出たんです。久しぶりなので、何か緊張しちゃって……(苦笑)


井端 ハハハハ(笑)


赤星 失敗したわけですよ、1打席目に。それで送れなくて、入れ替わることもできずに(ベンチに)戻ってきた。そこでボソッと(星野)監督が、「(送りバントのサインを)出した俺が悪いんだ」って言ったんです。僕はそれを聞いた時に、「何とか取り返さなきゃ」って思っていたんです。で、3打席目にまったく同じシチュエーションでノーアウト一塁、今岡さんが(塁に)出られて、(打席が)僕だったんですよ。今度は(送りバントの)サインが出なかったんですよ。


井端 うん。

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