【ガンバ大阪】好調の札幌にガンバの地力を見せるのみ。ダービーに弾みをつけるためにも勝ち点3を

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【©GAMBA OSAKA】

横浜FM戦で一旦連勝はストップしたものの、ガンバの勢いは止まらない。前節は、今季公式戦で2敗を喫していた柏に手こずりはしたものの劇的に勝ちきり、連勝に成功。同率ではあるものの2位に浮上した。
直近の9試合は8勝1分け。強いガンバを体現し始めているが、チームが見せているのは特定の選手に依存しない総合力である。
巧みな選手起用を見せている指揮官も、チームの充実ぶりに胸を張って言う。
「今、試合に勝つためにそれぞれの選手が、どういう仕事をしないといけないか分かっている。それが出た結果、柏戦も勝ちに持っていけた」
9試合全てにおいてFW陣の誰かがゴールを奪い、最終ラインでは昌子が不在の大分戦と柏戦で菅沼が、闘志溢れるプレーを披露。札幌戦でも、宮本監督が信頼して送り出す顔ぶれが、ピッチ上で勝利のためだけにプレーするはずだ。

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3連勝を目指すガンバが迎え撃つのは現在、13位の札幌だ。
奇しくもガンバが6連勝を飾ったスタート地点がアウェイで行われた9月の札幌戦だったが、この試合も拮抗した展開の末に途中出場の渡邉が決勝ゴールをゲットし、1-0で振り切っている。
暫定ではあるが札幌の失点数はリーグワースト3位タイだが、現在の札幌はガンバ同様、チーム状態を上げている。直近の2試合はいずれも無失点で連勝を飾っており、やはり侮れない相手であるのは間違いない。
「失点は減っているのでそれを継続しながらも、相手の嫌がるゾーンにボールを運んでもっとチャンスを作りたい」(宮本監督)。大分戦と柏戦では狙い通りのセットプレーで先手は取れているものの、札幌戦で問われるのは攻撃の迫力をさらに上げること。クリーンシートを続けている札幌は、時に自陣でしっかりとブロックを形成。割り切った守り方に修正してきているだけに、前線のFWはもちろんだが、倉田や小野瀬らが厚みのある攻めを見せてこじ開けたいところだ。

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一方で、札幌の最大の強みはやはり、「ミシャ式」と俗に言われるペトロヴィッチ監督独特の攻撃の仕掛けである。
「しっかりとパスをつないで、2列目の選手が嫌なところに入ってくる」と柏戦で見事にバイタルエリアを封じた井手口も警戒感を隠さないが、駒井やルーカス・フェルナンデスの動きを封じたい。
3日後には絶対に勝ちきりたいアウェイの大阪ダービーが控えているガンバだが「全力で目の前の試合に勝ちに行く」と宮本監督。好調の札幌を叩いて、3連勝を飾るのみだ。
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著者プロフィール

ガンバ大阪は、北摂・北河内地域をホームタウンとして活動しています。 「ガンバ」は、イタリア語で「脚」を意味する言葉で、日本語の「頑張る」にも通じています。 「チーム一丸となって勝利を目指して頑張るチーム」「どんな状況でもガンバって勝利を勝ち取るチーム」「大阪をホームタウンとし、大阪を中心とした関西ファンの声援を受けてガンバるチーム」「日本一、世界一のクラブ組織に向けてガンバるサッカークラブ」という気持ちが込められています。

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