どうして身体は冷えるの?

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女性に多いと言われる『冷え』

実は、気づいていないだけで男性でも手足が冷えている方がちらほら。

もちろん、子どもや赤ちゃんでも。そして意外にも、寒い季節より夏に多いといわれています。

では、この冷える…とは?「冷え」はなぜ重要視されるのでしょうか?
◆冷えと低体温の違い
冷えには、体温の低下の他に筋肉や皮下脂肪の量なども関係しています。成人の平均的な体温は36.5度〜37.0度くらいが目安ですが、これより低いと低体温と言われることがあります。(※検温する場所により異なります)

しかし、低体温とは中枢(身体の深層部)の温度が低いことを指すのにに対して、冷えは手先や足先などの末端の温度が低いことを指すので、この2つはまったく別のものだと言うことがわかりますね。

◆発熱と冷え
私たちヒトを含める動物は、外気温と体温の調整を行いながら生命を維持していますが、その際の熱の発し方もいろいろあります。

・心臓から心臓へ巡る血液循環から
・内臓の働きによるもの
・筋肉の動きによるもの
・病原菌などと闘う際に発する熱、など。

…つまり、この逆だと熱を発しないということですよね?

ざっくりですが、例えば、

・血液がドロドロの状態
・消化不良
・運動不足など

がイメージできます。

他にも、食事の時間や就寝&起床時間などが不規則な場合も、身体のリズムが乱れてしまい疲労が溜まりやすくなります。

そのような状態で仕事や勉強、家事などをこなそうとすると、頑張りすぎから交感神経(活動スイッチ)がONになったままリラックスする時間が少なくなっていき、リラックスできないと、免疫力も低下してしまい病気などを引き起こしてしまう、などといった悪循環にもつながりかねません。

◆作られた熱をきちんと循環させましょう!
平熱を保つために熱を貯蔵しているのは皮下脂肪なのですが、必要以上に皮下脂肪がつく(肥満など)と老廃物を排出する機能が低下しセルライトに変わってしまい、かえって冷えてしまうので気をつけて!

心臓から末端(指先など)へ流れた血液は、筋肉の収縮によって心臓へ戻る。この循環が大切なのです。

◆改善や予防の方法
☆女性におススメ
もともと、女性は男性に比べて筋肉量が少ないので適度な運動を心がけることがいちばんの近道かもしれません。また、月経の影響などで腹部の血流が滞りやすいということもあるので、日頃から食べ物や服装なども気をつけると良いでしょう。※タイツや下着などで、ウエスト部分や足の付け根を締め付けないこと!

☆赤ちゃんや子どもたちは、自分で体温調節ができないので特に気配りを
身体の表面積が大きいこと、また皮下脂肪が少ないため皮膚から熱が逃げやすいもの。
成長に伴い、食事量や運動量が増え熱量も多くなるので しっかりと循環を整えて発散させてあげましょう。

☆大人も子どもも共通して
関節の可動を意識して大きな動作をする。
・立ったりしゃがんだり。(各関節付近には免疫機能が備わっているので冷やさないことで、病気の予防にも繋がります)
・歩く時や走る時にも、足首をしっかり動かして踵から着地し爪先で地面を蹴れるように。
・呼吸を意識…鼻から吸ってゆっくり吐き出す深呼吸を
・食事の際は咀嚼を心がける
・起床&睡眠時間を安定させる

このように生活リズムを整えるだけでも冷えの緩和に繋がります。

まずは、できることから意識をしてみてはいかがでしょうか?

[記事提供:DIETA(麻布十番・さいたま新都心・目黒・立川)]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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