タイガーの連覇か、松山のリベンジか? 米国開催のZOZOは豪華メンバーが参加

北村収

ラーム、トーマス、マキロイなど豪華メンバーが出場

ローリー・マキロイ(左)、ジャスティン・トーマスは昨年に続き今年も参戦する 【Getty Images】

 メジャー大会並みの豪華選手がそろったことも特筆すべきことの一つだ。開催1カ月前の9月末には世界ランキングの2位のジョン・ラームが出場を表明。

 また、昨年の日本の大会でも出場した世界ランキング3位のジャスティン・トーマス、4位のローリー・マキロイ、今年の「全米プロゴルフ選手権」を制したコリン・モリカワがエントリーした。

 さらには米ツアー44勝のベテランであるフィル・ミケルソン、日本でも人気が高いリッキー・ファウラーの参加も決定。メジャーに引けをとらない世界最高峰の選手たちが今年の「ZOZOチャンピオンシップ」で激突する。

日本からは今平周吾、石川遼などが参戦

今年の全米オープンの練習日、一緒にラウンド中の今平周吾(左)と石川遼(右)。ともに予選通過を果たした 【Getty Images】

 日本での開催はかなわなかったが、今年も日本人選手が多数出場する。昨季、2年連続の賞金王の今平周吾は、9月に行われた「全米オープン」にてメジャーで初めての予選通過。海外での試合にも手応えを感じている。

 13年から17年まで米国PGAツアーを主戦場としていた石川遼も参戦。「全米オープン」では予選通過を果たし、先週の「日本オープン」では最終日に「65」を出し3位タイに入るなど、好調のまま米国ツアーに乗り込む。

 元アマチュア世界ランキング1位で、10月にプロ転向を果たした金谷拓実も注目だ。昨年、アマチュアとして出場した「マスターズ」では予選通過を果たすなど海外での試合経験も豊富。同年の日本ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」ではアマチュアながらプロの試合で優勝を果たした。プロ転向後初の試合となった先週の「日本オープン」では7位とまずまずの成績。「すごいフィールドで勝負できることが今から楽しみです!」と本人もプロとしての米ツアー初参戦に意気込んでいる。

 他にも日本人選手は、星野陸也、堀川未来夢、関藤直熙らが出場。世界の強豪がひしめく中で、将来の活躍が期待される若手日本人選手がどのような活躍を見せるかにも注目が集まる。

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著者プロフィール

1968年東京都生まれ。法律関係の出版社を経て、1996年にゴルフ雑誌アルバ(ALBA)編集部に配属。2000年アルバ編集チーフに就任。2003年ゴルフダイジェスト・オンラインに入社し、同年メディア部門のゼネラルマネージャーに。在職中に日本ゴルフトーナメント振興協会のメディア委員を務める。2011年4月に独立し、同年6月に(株)ナインバリューズを起業。紙、Web、ソーシャルメディアなどのさまざまな媒体で、ゴルフ編集者兼ゴルフwebディレクターとしての仕事に従事している。

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