食物繊維と腸内環境について

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 食物繊維は沢山摂ったほうが良い!多く食べましょう!とテレビでもよく言われていますよね。食物繊維と言われてどんな食材をイメージしますか?沢山食べるならどんな食材を選びますか?実は、食物繊維にも種類があり、働きも違います。したがって、「食物繊維を沢山摂りましょう」というのは、すごく大きな言い方ということになります。今回は、食物繊維の種類とその働きについて紹介させていただきます。

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食物繊維の種類は◯種類!!

食物繊維の種類は、何種類あると思いますか?実は大きく分けて2種類あります。

この2種類は、「水に溶けるもの」と「水に溶けないもの」で分けられています。水に溶けるものは「水溶性食物繊維」、溶けないものは「不溶性食物繊維」と覚えましょう。とても簡単ですね。

では、それぞれどのような働きがあるのでしょうか?不溶性食物繊維は、溶けないというイメージから、摂取しないほうが良いイメージもありますよね。ただこの2種類はどちらも重要で必要不可欠なのです。

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水溶性食物繊維の働き

まず初めに「水溶性食物繊維」についてですが、こちらは水に溶ける繊維なので、消火器の中でゲル状になって、食べ物の移動を遅くしてくれる働きがあります。水に溶けることで、水分を多く含み、便を柔らかくしたり、腸内の善玉を増加させ腸内環境を整えてくれます。そして有害物資を吸着して体外へ排出もしてくれます。そしてさらに、コレステロールを減らしたり、動脈硬化を予防したりする効果もあります。

不溶性食物繊維の働き

次に「不溶性食物繊維」についてですが、こちらは水に溶けない繊維で、溶けはしませんが、水を吸って何倍にも膨れ上がります。胃などで溶けにくいですが、満腹感が得られたり、水を吸って膨張したことにより腸を刺激してくれるので便秘を予防してくれる働きがあります。

2つの食物繊維から考えること

上記で説明したように、「水溶性食物繊維」は便を柔らかくしてくれて、腸内環境を整えてくれる。「不溶性食物繊維」は膨張したことで腸を刺激して便秘解消に繋がるというどちらもそれぞれメリットがあります。したがって、どちらもバランスよく食事に取り入れることが重要です。食物繊維と聞くとなんとなく野菜を思い浮かべますが、今回ご紹介した食材を水溶性と不溶性どちらも偏らないように両方とも食事に取り入れましょう。

まとめ

食物繊維について深く知ることができると、食事の内容が少し変わりますね。食物繊維=野菜ではなく、そのほかにも沢山の種類があることも今回お分かりいただけたと思います。ダイエットやボディメイクでは特に、毎日同じような食事内容に飽きたりもしますので、ぜひ数多くある食物繊維を食事のマンネリ防止としても活用してみてください。きっと食事が楽しくなるのではないかと思います。
[文:DIETA(麻布十番・さいたま新都心・目黒・立川) ]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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