【宮里美香プロ連続写真】 インサイドアウトからのドローボール。自分の個性を生かした無理のないドライバースイングをプロコーチが解説!
【【宮里美香プロ連続写真】 インサイドアウトからのドローボール。自分の個性を生かした無理のないドライバースイング】
手とカラダが同調した、インサイドアウト軌道の、ドロー打ちが宮里プロの特徴。自分のポテンシャルを分かっている無理のないスイングです。
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スイングの特徴は、インサイドアウトが強めのドロー打ち。
個性的ではありますが、ジュニア時代から華々しい活躍をしてきたプロは、ゴルフの大ベテランであり、30歳となった今、自身のポテンシャルを熟知した無理のないスイングだと感じます。もちろん、見習うべきポイントはたくさんあるので、よく観察してください。
スイングとは関係ないですが、宮里プロは本当にやさしい女性。人柄がいいのでみんなに好かれています。
試合では勝負師で、運を自分の味方にする力はありますが、普段はとても穏やか。
後輩の面倒見もよく、米ツアーに参戦する選手に対して自分の経験を交えながらていねいにアドバイスされています。これはなかなかできないこと。
日本ツアーに来たばかりなのに、すでに頼られる存在になっています。ほんとうにステキですね。
宮里美香プロ 【Regina/ Getty Images】
ボールと正対したつまり感のないアドレス
【Regina】
アイアンではボールは真ん中、ドライバーでは真ん中より左。その位置に合わせてカラダが右に偏るのが正解ですが、それができていないアマチュアは多いので、ぜひこのカタチをお手本にしてください。
グリップはボールがつかまりやすいストロング気味に握っています。
手とカラダが同調したバランスのいいテークバック
【Regina】
アマチュアの方は、この位置でシャフトが斜め下。いわゆる振り遅れが多く、その原因は手でクラブを上げようとするから。気をつけましょう。
胸を開かずカラダの回転だけでクラブを上げている
【Regina】
イン目に上げることで、インパクトに向けてアウト目になり、ドローボールが出るのです。胸だけでなく頭も残っているところも、手を使わずカラダの回転だけスイングしている証拠です。
手が頭より右にあるコンパクトなトップ
【Regina】
とはいえ、背中は目標に向くほど捻転している、きれいなカタチです。
これはカラダの回転のみでクラブを上げているからできること。
コンパクトなトップは、方向性がよくなるのがメリット。ぜひマネしたいポイントです。
頭を残し、胸をぎりぎりまで開かずにインパクトに向かう
【Regina】
【Regina】
インパクトの直前まで頭が残っているところも、ポイントですね。
ほどよく地面反力を使っているため、飛んで曲がらない
【Regina】
地面反力は使いすぎるとミスになりがち。自分の力に見合った使い方で、実戦的な安定したショットを実現しているのです。
右手とクラブが一直線。パワーをすべてボールに伝えた証拠
【Regina】
これは、パワーをすべてボールに伝えきったから。
アウト目に振り抜いているのは、ドローボールを打った結果です。
クラブが高い位置でフィニッシュ。シャフトは目標方向に真っすぐ向いている
【Regina】
シャフトが目標方向に真っすぐ向いているのも特徴。一連の動作のバランスがよく、さらにしっかりカラダを回転させないと、このカタチにはなりません。
◆教えてくれたのは…
【Regina】
指導/大西翔太プロ
【Regina】
取材・文 たかはしよし子
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