甘酒は筋肉も喜ぶ「飲む点滴」

ココカラネクスト

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 美容や健康にさまざまな効果が期待できる甘酒。朝ごはんの代わりに甘酒をコップ1杯飲むといった健康法も人気ですが、毎日飲むとなると飽きてしまうかも。

そこで、「飲む+食べる」で、甘酒生活を続けてみませんか。

甘酒は筋肉も喜ぶ「飲む点滴」

 甘酒には、酒麹と砂糖を原料にしたものと米麹を原料したものの二種類ありますが、スーパーなどでは米麹を原料としたものが多くみられます。それらは米と米麹から作られており、ノンシュガー、ノンアルコール。また、100ml当たり約80kcalと低カロリーなのに豊富な栄養が含まれており、

その効果をまとめると…

・ビタミン、ミネラル…美肌、脂肪燃焼、代謝UP、代謝をよくするために必要なビタミンB群が特に豊富

・オリゴ糖…善玉菌のエサになり、腸内環境を改善

・コウジ酸…腸でメラニンを抑制する

・フェルラ酸…抗酸化作用

・食物繊維…不要なコレステロールを吸着して排出

さらには、体内で合成することができない9種類の必須アミノ酸が全て入っているのです。

お食事が偏りがちな方におすすめです。
●続けてこその効果。飲む発想から食べる発想へ

栄養豊富な甘酒ですが、「飲まなくちゃ」と意気込むと続かないことも。そこで、第二の甘酒としておすすめなのが、食べる甘酒です。パンやクラッカーにそのまま塗って食べられるペースト状のものをぜひ試してみてください。パンケーキのトッピングにしたり、フルーツにかけたり、プルプルっとしているのでヨーグルトとの相性もぴったりです。もちろん、砂糖代わりにも使えます。

●甘酒は夏の季語。凍らせても栄養はそのまま!

お正月やひな祭りの飲み物として、甘酒はホットで飲むイメージがありますが、俳句の世界では夏の季語。江戸時代には「甘酒売り」と呼ばれる人たちが町に出て、「あまざけ〜、あまざけ〜」と売り歩いていたとか。

冷凍しても成分が変わることはないので、1〜2ヶ月の長期保存ができ、しかも冷凍庫に入れるだけでシャーベットとして「食べる」ことができます。凍らせる前に刻んだ梅肉を混ぜれば、酸味と塩味がアクセントに。擦りおろし生姜を混ぜれば、ピリリとした苦味が隠れた豊かな大人の味に。冷凍の途中で袋の上から何度かもみほぐすと、食感もぐんとよくなりますよ。

 食べる甘酒を毎日の生活にちょっと取り入れて。健康のためにぜひ続けてみてくださいね。

【監修】
スポーツクラブNAS
管理栄養士
市谷 直美

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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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