【穴井詩プロ連続写真】 ツアー1の飛ばし屋! カラダ全体を使ったドライバースイングをプロコーチが解説! 2020.08.17 Lesson
【Regina/ Getty Images】
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◆日本女子プロ1位の飛距離!260.67ヤード超え
【Getty Images/Regina 】
とくに、フェースの開閉を使わない、ストロンググリップのシャットフェースがポイント。ボールが捕まりやすく確実に飛距離が出るので、方向性もよく、プレッシャーに強くなります。
アマチュアで、ボールの捕まりに不安がある人は、ぜひマネしてください。きっと今より飛ばせるようになるでしょう。
◆強靭なフィジカルのパワーを使った超効率的スイングをチェック
【Regina】
このクリップから、ヘッドの開閉を行わず、パワーをボールに伝えるスイングだということがわかります。ヘッドを開閉しないでも飛ばせるのは、慣性モーメントの大きい最近のクラブの性能を生かすため。世界のツアーで流行している形といえるでしょう。
とはいえ、ここまで強くフックなのはフィジカルが強い穴井プロならでは。フックに握りすぎると、手首を痛めてしまうからです。
腕を真っすぐ伸ばし、フェースは下を向いたまま
【Regina】
この時点で「これから飛ばすぞ!」という雰囲気がみなぎっています。
アウト目に上がりながら、強いシャットをキープ
【Regina】
手首の角度をキープしたまま、フェースが真上を向いている
【Regina】
ほかの女子プロのトップと比べてみると分かりますが、手元が頭の左側まで来るほど回せるのは、強いフィジカルがあればこそ。
パワーが最大限にたまり、ここから一気に振り下ろしていくという感じが伝わってきます。
フェースを閉じたまま左側リードで回転
【Regina】
【Regina】
少し沈み込んでいるのは、地面反力も使っている証拠です。
フェースの開閉をしないままインパクト
【Regina】
手の開閉を行わないので、インパクトがズレにくく、飛距離と方向性が両立するスイングなので、プレッシャーに強い。穴井プロの強さの証です。
腕が真っすぐ、ヘッドがカラダの遠くにある
【Regina】
高い位置でのフィニッシュ
【Regina】
強靭な肉体から生まれるパワーを、最大限ボールに伝える超効率スイング。フィジカルは無理でも、ストロンググリップとシャットフェースはマネできそうです。
フェースの開閉をしないからプレッシャーにも強くなるはず。みなさんも試してみてくださいね。
◆教えてくれたのは…
【Regina】
1992年生まれ、千葉県出身。ティーチングプロ。青木瀬令奈プロのコーチ兼キャディとしてツアーに帯同する傍ら、女性やジュニアなど、幅広い層のアマチュアにもレッスンを行う。「ゴルフをメジャースポーツに☆」がモットー。(インスタグラムアカウント @shota.ohnishi)
【Regina】
1987年生まれ、愛知県出身。165cm。11歳からゴルフを始める。父の仕事の都合で13歳で渡米。大学まで米国で過ごすが、ゴルフのプロを目指すため中退。2007年に帰国後研修生として腕を磨き、2008年プロテスト合格。2016年「ゴルフ5レディス」で初優勝。2019年の「NEC軽井沢72ゴルフ」でツアー通算3勝目を挙げる。2019年度賞金ランク7位。ウェア/キスマーク 所属/GOLF5
取材・文 たかはしよし子
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