ゴルフマン【第162話】絶好調の日

Gridge(グリッジ)

【(c)Gridge】

絶好調なのは良いことなんですけどね〜。

【第162話】絶好調の日

【(c)Gridge】

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【(c)Gridge】

【(c)Gridge】

ゴルフってのは何が起こるかわからないから面白いわけですよ。
プロゴルファーだってOB打つし、50センチのパットを外すし、トリプルボギーだって打っちゃうわけです。
アマチュアだってチップインバーディすることもあるし、15メートルくらいあるパットがスコーンと入ることもある。
そういうことがたまに起こるからまたやめられなくなっちゃうわけなんですよね〜。
でもね、何をやっても上手くいかない日ってのもある。
そういう時って全部が裏目裏目に出ちゃうんだよね。
ティーショットが最後のひと転がりで深いラフに入ったり、ディボット跡に入ったり。
林からの脱出ショットも、最後の最後でほっそい枝に当たって戻ってきたり。
バンカーに入ればアゴ近くの目玉になっちゃうし、パットはカップをクルリンパで入らないし……。
もうこんな日は諦めて、どれだけ不運なことが起こるかを数えながらラウンドするしかないですよね。
運命に逆らっても無駄なんです。
逆に「もう今日はダメだ」なんて諦めたほうが、そこから上手くいきだすなんてこともあるしね。

【(c)Gridge】

悪いことばっか起こる日もあれば、なんだか知らないけどなんでも上手くいっちゃう日もある。
ドライバーは飛ぶし、仮に曲がってもけっこういいとこにあったり、林にぶち込んだな〜って思っても木に当たって跳ね返ってくる。
ラフに入ってもボールは浮いてるし、トップしたアプローチはピンに当たって止まるしね。
当然バンカーには入りそうで入らないし、パットだってライン読み違えたのにカップのど真ん中から入ったり。
やることなすこと上手くいくんですよ。
でもね、そういうのって怖くなるんだよね。
「こんなに良いことが続くはずがない」って思っちゃう。
そろそろダボ打つんじゃないかとか、OB打つんじゃないかなんて思うわけ。
で、実際にOB打つとめっちゃ悔しいけど、なんだかちょっとホッとしたり。
そうだよな〜本当はこんなもんなんだよな〜なんて思うんですよ。
そういうときにイケイケでガンガンいけちゃう人が強いゴルファーになるんですかね?
ラッキーなことがあったから次はアンラッキーなことがあるんだろうなって思うよりも、ラッキーなことがあったんだから次はもっとラッキーなことがあるはずだー! って思えれば良いんですけどね〜。
やっぱ、まずはメンタル鍛えないとダメですな。
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『ゴルフの楽しさをすべての人に』をコンセプトにしたゴルフ情報サイト。 ビギナーゴルファーにも読みやすいマナーやルールの記事や女性ゴルファーに向けたレッスン記事など幅広い情報を発信中。

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