ゴルフマン【第158話】接待ゴルフ

Gridge(グリッジ)

【(c)Gridge】

接待ゴルフってやったことないけど、それはそれで難しそうっすよね。

【第158話】接待ゴルフ

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世の中には接待ゴルフってのがあります。
最近はあまりないのかもしれないけど、ひと昔前は盛んに行われていたんですよね。
僕は今はこんな職業だし、4年ほど勤めていた会社もインテリアデザイン会社だったので、そういうものとはあまり縁がないんですよ。
昔は接待ゴルフっていうのがあったおかげで、若い社員は無理矢理にゴルフを始めさせられたりっていうのがあったみたい。
それでゴルフにハマっちゃった人っていうのもいるので、一概にそれが悪いことではないとは思いますが、そこで悪い印象を持っちゃう人もけっこういたんでしょうね。
聞くところによると、接待ゴルフっていうのは取引先に気持ちいい思いをさせてナンボ的なもんらしいですな。
なので、コースもなるべく広くてOBが少なく、いいスコアが出るところが選ばれるとか。
今でも「あそこは接待コースだから」みたいに言われているコースもあるよね。
んで、ホントかウソか、お得意さんがOB打ってもこっそりセーフゾーンにボールを戻すだとか、お得意さんよりもいいスコアを出さないようにわざとミスしたりなんてこともあったとか。
僕がもし接待される側だったら、そんなことされたら「バカにしとんか!」って逆に怒りたくなると思うんだけど、そういうもんじゃないのかね?
接待される側も、そういうゴルフで気持ち良くなったら「よっしゃキミの会社に仕事発注しちゃおう!」なんてことになるのかね?
僕にはまったく理解できないし、ゴルフがそういう道具に使われてたっていうのがちょっとムカつくけどね。

【(c)Gridge】

接待ゴルフではないけど、上司とかとのラウンドもけっこう気を遣ったりするんでしょうね。
僕が以前一緒にラウンドした人は病院の先生と、その病院の雇われ事務長みたいな人。
この事務長さんが先生をとにかく持ち上げるんだわ。
先生がドライバーショットを打つと「ナイッショー! こりゃ300ヤードくらい行ったかもしれないっすね〜」って。
たしかにゴルフお上手でそこそこドライバー飛んでたけど、せいぜい260ヤードくらいなんだけどね。
ラウンド中はとにかくショットごとに褒めまくって、お昼ごはんの時は「先生のベストスコアは……」とか「名門の○○コースのメンバーで……」とか、ずーっと先生の自慢話。
でもね先生はちょっと苦笑いって感じだったから、あれは逆効果なんじゃないのかな?
やっぱゴルフってのは、気の合う仲間とワイワイラウンドするのが楽しいですな。
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『ゴルフの楽しさをすべての人に』をコンセプトにしたゴルフ情報サイト。 ビギナーゴルファーにも読みやすいマナーやルールの記事や女性ゴルファーに向けたレッスン記事など幅広い情報を発信中。

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