バルサ、アトレティコらの2020/21シーズンが開幕

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今週末に行われる第3節より、バルセロナ、アトレティコ・マドリー、セビージャ、エルチェの2020/21シーズンがはじまる。イレギュラーな形でスタートした今季のラ・リーガ・サンタンデールは、第2節終了時点でグラナダとベティスが2連勝で首位に立っているが、3連戦が続くここからの10日で大きく順位表が動く可能性がある。

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今節の幕開けとなるカードはアラベス対ヘタフェだ。開幕2連敗のアラベスを率いるパブロ・マチン新監督は、早急に自身のフィロソフィーをチームに植え付ける必要がある。一方、ペペ・ボルダラス監督が続投することになったヘタフェは今季の初戦となった第2節にオサスナを1ー0で破っている。

バレンシアとウエスカは過去に2度しかラ・リーガ・サンタンデールの舞台で対戦したことがない。2度目の対戦となった昨年5月の一戦は6ー2でバレンシアが大勝しており、昇格組のウエスカは本拠地エル・アルコラスでのリベンジに燃えている。

エルチェは今節、ラ・リーガ・サンタンデールで通算22度目のシーズンをスタートする。ホルヘ・アルミロン新監督の初采配は、本拠地マルティネス・バレロでは2009年以降勝てていない難敵レアル・ソシエダとの一戦となる。

古巣レアル・マドリーとの対戦を控えるベティスのペジェグリーニ監督 【(C)LaLiga】

9月26日(土)の夜には、ベティスのマヌエル・ペジェグリーニ新監督が古巣のレアル・マドリーを迎えるスペクタクルな一戦が行われる。レアル・ソシエダとの今季初戦を0ー0のドローで終えたレアル・マドリーは、過去3度のベティス戦で勝ち点1しか手にすることができていない。

9月27日(日)の昼に行われるオサスナ対レバンテは、多くのゴールが飛び交う試合となるかもしれない。レバンテは過去3試合のアウェー戦で2失点以上を喫している。一方のオサスナはレバンテ相手に4ゴールを挙げた試合が過去数年で2度ある。

その試合に続くのはエイバルとアスレティック・クルブのバスクダービーだ。いまだ今季未勝利の両チームを率いるホセ・ルイス・メンディリバルとガイスカ・ガリタノは、いずれも過去に選手として、監督として相手チームに所属した経験を持つ。

第2節アラベス戦で今季初ゴールを挙げたグラナダのソルダード 【(C)LaLiga】

今節が開幕戦となるアトレティコ・マドリーは、本拠地ワンダ・メトロポリターノで首位グラナダと対戦する。グラナダが最後にアトレティコに勝ったのは1959年のことだが、ディエゴ・マルティネス率いるチームは昨季から好調を維持し続けている。

バジャドリー対セルタは激しい潰し合いとなりそうだ。昨季の対戦は2度ともスコアレスドローに終わっている。一方で一昨季には3ー3の打ち合いを演じたこともある。

14シーズンぶりに実現したカディス対セビージャのアンダルシアダービーは特別な一戦だ。特にカディス出身であるセビージャのモンチ・スポーツディレクター、セビージャで4シーズンプレーしたカディスのFWアルバロ・ネグレドにとっては感慨深い1日となるだろう。

第3節を締めくくる一戦では、現役時代にラ・リーガ4連覇に貢献したロナルド・クーマンがバルセロナの新監督として初采配を振るう。そのバルセロナにカンプノウで挑むビジャレアルは、スペイン代表FWジェラール・モレノの活躍有無が勝ち点獲得の鍵となりそうだ。

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