香りをかぐだけでもっと健康、キレイに。アロマのある生活

ココカラネクスト

【︎(c)CoCoKARAnext】

 五感の中でも、もっとも本能的だといわれる「嗅覚」。リラックス、美容効果が期待できる「アロマ」に興味はあるけれど、機器が必要で色々と面倒そう…と感じている方へ。お金をかけず、手軽に取り入れる方法、教えます!

※リンク先は外部サイトの場合があります

●「香り」はもっとも早く脳に到達する
五感のなかで嗅覚は、もっとも特殊な感覚機能であることをご存じでしょうか?
他の4つの感覚が、脳の「考える部分」(大脳新皮質)を通るのに対して、嗅覚は「感じる部分」(大脳辺縁系)に伝わり、そのスピードたるや0.2秒といわれています。
ふと嗅いだ香りで、一瞬で懐かしい記憶がよみがえるのもこの作用から。大脳辺縁系は、人間の本能的な行動や記憶を司り、香りの作用が自律神経やホルモン、免疫力に影響を与えるといわれています。

●定番! おすすめアロマと効能
アロマオイル(エッセンシャルオイル)を嗅ぐことで、リラックスやリフレッシュ効果が期待できます。比較的安価で手に入りやすく、よく知られているアロマとその効能がこちら。

・ラベンダー
リラックスさせて、安眠効果のあるアロマとしておなじみ。

・イランイラン
緊張感や不安を取り除く。ストレスの多い人に。

・サンダルウッド(白檀)
リラックス効果に加え、のどの不調にもよいとされています。

・ローズマリー
やる気やポジティブな気持ち、集中力を引き出します。

・ミント
爽快感でストレス軽減にアプローチ。

・ユーカリ・グロブルス
鼻水や鼻づまり、花粉症など鼻周りのトラブル緩和をサポート。

・レモングラス
やる気をだしたいときに。胃腸の動きをスムーズにするともいわれています。

・ティーツリー
抗菌や痛みを和らげる作用があるとされており、沈んだ気持ちをアップさせます。

・レモン
爽やかな香りで、リフレッシュ効果があり、気持ちの切替えをサポート。

・オレンジ
イライラを和らげ、心を落ち着かせます。

・グレープフルーツ
心を解放して安定させる作用、リフレッシュ効果があります。
●ブレンドすれば効果もアップ!
アロマはブレンドすることで、香りの変化を楽しみながら、効能アップが期待できます。シチュエーションに応じて、たとえばこんな組み合わせはいかがでしょうか。

・朝、すっきり目覚めたい・・・ローズマリー×レモン
気持ちを高揚させ、集中力アップをサポートするローズマリーと、リフレッシュ効果のあるレモンは相性抜群で、すっきりとした目覚めをサポート。起き抜けにお部屋にひと吹きしましょう。その他、勉強や仕事などで集中力を高めたいときには、ミントをプラスすると頭が冴えます。

・夜、ぐっすり眠りたい・・・ラベンダー×オレンジ
安眠効果のあるラベンダーと、心身をほぐすオレンジをブレンドしたアロマで、すみやかにおやすみモードへ。布団や枕につけてもOK。眠りにつく30分ほど前に使うと自然に身体が休まります。

・部屋の空気をキレイにしたい・・・ティーツリー×グレープフルーツ
「部屋の空気をスッキリさせたい」「気分を変えたい」というときはこれ。ティーツリーは抗菌作用があるといわれ、風邪の引き始めや体調が優れないときにもピッタリ。またグレープフルーツなどのさわやかな柑橘系は気分転換に最適。ティーツリーのほか、サンダルウッドでもOKです。

●ディフューザーがなくてもOK!
アロマオイルを使うためは、部屋に香りを拡散させる「ディフューザー」が必要だと思われがちですが、家にあるものでも手軽にアロマが楽しめます。
一番簡単なのは、ハンカチにアロマオイルを垂らす方法。部屋においておくだけで、室内がほんのりよい香りに。もちろん顔の近くに近づけて嗅ぐのもOK。



また、小さな霧吹きに水と、アロマを数滴混ぜて振れば簡単アロマエッセンスのできあがり。部屋やカーテンに吹きかければ部屋が香りで満たされます。

さらに、バスタイムのときに浴槽にアロマオイルを数滴垂らすだけでも極上のアロマ空間に。アロマの種類や人によっては肌に合わないこともあるので、まずはお湯を入れた洗面器などに垂らし、手を入れて試してみるのをおすすめします。

お気に入りの香りをみつけて、アロマ生活を楽しんでみてくださいね。

【監修】
スポーツクラブNAS
スポーツ健康医科学研究室
後藤 真二

「けんこうフィットNEWS – 健康にまつわる情報がぎゅっとつまった楽しく読める無料のアプリです。」

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

日々快適に、そして各々が目指す結果に向けてサポートするマガジンとして、多くの方々の「ココロ」と「カラダ」のコンディショニングを整えるのに参考になる媒体(誌面&WEB)を目指していきます。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント