ゴルフマン【第152話】ルールには詳しいから!

Gridge(グリッジ)

【(c)Gridge】

ゴルフをやるからには、ちゃんとルールは知ってたほうがいいと思いますよ〜。

【第152話】ルールには詳しいから!

【(c)Gridge】

【(c)Gridge】

【(c)Gridge】

【(c)Gridge】

ゴルフ用語でたまに出てくる「ルースインペディメント」って分かりますか?
ルース(Loose)「固定されていない」+インペディメント(Impediment)「妨害、障害(物)」ってことらしく、ゴルフ場内に散在する(成長していない)自然物のことを言います。
落葉とか木の枝、石、動物のフン、虫の死骸とかのことですな。
「成長していない」ってことなので、地面に根を張っている植物とかは違うし、その場に固定されているものも違うってことです。
こういう言葉が難しかったりするのも、ゴルフがとっつきにくい理由の一つでしょうね〜。
ま、普通のおっちゃんゴルファーはルースインペディメントなんて言葉知らないかもしれませんけどね。
でも「葉っぱとか小石はどけていい」とかは知っているかもしれませんが。
こういう言葉もなんか分かりやすい日本語にできたらいいな〜と思うんですけどね。
ただ単に「落ちてるやつ」とかじゃダメですかね?
もしくはもう「ルースなんちゃら」でもいいんじゃないかと思うんですけど。
国際的な試合に出るわけではないので、伝われば良いんじゃないんでしょうかね。

【(c)Gridge】

でね、ルースインペディメントは基本的に動かしても良いわけです。
ボールの周りに枝や落葉、小石なんかがあったら無罰で動かせるわけ。
その時にボールが動いちゃったらペナルティになっちゃうので注意が必要です(グリーン上は無罰でリプレース)。
で、以前はバンカー内のルースインペディメントは動かせなかったんだけど、ルール変更でこれがOKになったんですよ。
変更前はバンカーでボールの後ろに小石があったりしても、打たなければならなかったんです(ローカルルールで取り除いてもいい場合もあったけどね)。
小石とか打っちゃうとクラブに傷がつくし、ボールもどこに行っちゃうか分からないから、本当に嫌だったんだよね。
それが取り除いても無罰ってことになったのは本当にうれしい。
ルースインペディメントといえば、タイガー・ウッズがトーナメントで飛球線方向にあるまあまあ大きな石を、ギャラリー何人かの力を借りて動かしたってことがありました(タイガーは協力してない)。
大きな石っていうか「岩」といったほうがいいくらいの大きさでしたけどね。
たとえ岩であっても地面に埋まってなくて、動かせるものであれば動かしても良いんですね〜。
タイガーはそのホールをバーディで上がったらしいです。
なかなかそんな場面に僕たちが遭遇することはないのかもしれませんが、もしものときのためにちょっと筋トレとかしておいたほうが良いかもしれないっすね(笑)。
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