【UFC】ドナルド・セラーニとニコ・プライスの激闘は引き分け

UFC
チーム・協会

【Chris Unger/Zuffa LLC/UFC】

日本時間9月20日(日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのUFC APEXにてUFCファイトナイト・ラスベガス11が開催され、セミメインイベントで実現したドナルド・セラーニとニコ・プライスのウェルター級マッチは、開始早々にプライスがセラーニを追い詰めるシーンが見られたものの、盛り返したセラーニの猛攻もあり、勝負の行方はジャッジに委ねられた。

1人のジャッジはセラーニの勝利と判断するも、他の2人がドロー裁定だったため、結果はマジョリティドローで引き分けだった。

【セミメインイベント】
ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
△ドナルド・セラーニ vs. ニコ・プライス△
判定1-0(28-28、28-28、29-27)

(両者ともコメントできる状態にないためコメントなし)

【Chris Unger/Zuffa LLC/UFC】

【メインカード】
ミドル級マッチ 5分3ラウンド
○ハムザト・チマエフ vs. ジェラルド・マーシャート●
1ラウンド(0分17秒)KO

ハムザト・チマエフ

「クレイジーだったよ。人が寄ってきて写真を撮るんだ。でもジムで練習を頑張っていたからな。いつも通りさ。今はジムの近くに住んでいるから、家からジムまで往復している。街に出ると、いろんな人が俺に話しかけてくるんだ。このスポーツに尊敬の念を持っている人たちが大好きだよ。勝利して、こんなふうに戦っていれば、みんなに愛される。このまま行き続けて相手をたたきのめさないといけない。試合前にプレッシャーを感じることはない。自分の人生でずっとやってきたことさ。今はプロのファイターだ。第1ラウンドでフィニッシュする準備はできていたけれど、もし第1ラウンドでフィニッシュできなかったら、相手を疲れさせて、第2ラウンドに絞め技で決めるつもりだった。誰とでも準備はできている」

【Chris Unger/Zuffa LLC/UFC】

ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド
○ジョニー・ウォーカー vs. ライアン・スパン●
1ラウンド(2分43秒)KO

ジョニー・ウォーカー

「あっという間に終わってしまった。この階級は厳しい。試合を変えるような何かが起きる。誰にでも勝つチャンスはある。だからタフな奴が勝つ。それが起きたんだ。復帰できて良かった。2敗からの復帰だけれど、自分の可能性は分かっている。自分に何ができるか分かっている。この結果には満足しているけど、相手に強く殴られてしまったので、あまりハッピーではないよ。次は打たれないようにしたい。一刻も早く戦いたい。どんなファイターとも代わってやるぞ。あと数カ月はラスベガスにいるつもりだ。どんな試合でも代役が必要なら、俺はここにいる。今はアイルランドでトレーニングをしていて、そこにいると落ち着くんだ。ガールフレンドもアイルランド出身だ。彼女と一緒に暮らしたい。一貫性を求めているから、どこかにとどまっていたいんだ。自分がもっとうまくなれるよう、コーチたちに時間を与えたい。ある日、とあるコーチがそれを知って、俺がまたジムを変える。そういうのは良くない」


【Chris Unger/Zuffa LLC/UFC】

女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド
○マッケンジー・ダーン vs. ランダ・マルコス●
1ラウンド(3分44秒)サブミッション(アームバー)

マッケンジー・ダーン

「柔術は上達させるのが最も難しい部分だと思うけれど、打撃では改善が見られる。柔術に参戦し、MMAをやっていたときは、トップレベルの黒帯保持者と戦っていたので、自分の柔術は最高のレベルだと思っていた。今は柔術のトーナメントに積極的に参加していないから、柔術を進化させ続けるのは難しいわ。危険な手を持っているからこそ、私のサブミッションはクリーンなものになっていると思う。私のスタンドアップを考えると、サブミッションは簡単にできる。3歳の時に柔術を始めたので、女の子が同じ(レベル)になるにはたくさんの柔術をしなければならないわ。グラウンドにいた時は、ほとんど柔術の大会に出ているような感じ。試合全体で5発か6発のパンチを打ち込んだかしら。ホームでの試合だったから、確かに楽だった。スタンドアップは常に危険と隣り合わせ。母親になったことで、より集中力が高まり、ファイターとしての自分のあり方が変わった。今ほど集中したことはないわ。それをみんなに見てもらって、私がどれだけ真剣に取り組んでいるかを知ってもらいたい。減量は今まで以上に良くなったし、より強くなったと感じている。これまで以上にアグレッシブになった気がする。自分のためだけにお金を払っているのではなく、面倒をみる娘がいる。娘にプロとしての姿を見せないといけないの。これまでは闘うことがすべての生活をしていた女の子のようだったけど、今は母であり妻でもある。娘に最高の人生を与えて、できるだけ最高のロールモデルになろうとしているの」


【Chris Unger/Zuffa LLC/UFC】

ミドル級マッチ 5分3ラウンド
○ケビン・ホランド vs. ダレン・スチュワート●
判定2-1(28-29、29-28、29-28)

ケビン・ホランド

「ここ数週間はすべてが素晴らしかった。文句は言えない。不満といえば、フィニッシュできなかったことだ。ここに来てタフなファイトをしたスチュワートに脱帽だよ。お互い懸命に打撃をしていたんだけれど、俺の顔はタフだし彼の顔もタフだ。俺たちの拳は顔ほどタフじゃないから、どうなるのかそのまま続けた。彼は最後に肘を使い始めて、俺を切り開いた。相手がそうしなければ、すぐにリターンマッチができたかもしれない。家に帰って練習する時間を与えてくれてありがとう。自分は他の選手とは違う。判定勝ちを受けて“やったぞ!”って思う奴が多い。家族のためには何とかやっているだけでは満足とは言えない。家にいる子供たちも同じだよ。もし、かろうじて逃れると思うならば、年末に成績を上げた方がいい」
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