【新日本プロレス】ついに“帰還する”ジェイ・ホワイトに『G1』目前インタビュー!

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【新日本プロレスリング株式会社】

いよいよ開幕を控える『レック Presents G1 CLIMAX 30』、そのAブロックにエントリーされ、ついに復活を遂げるBULLET CLUBのリーダー、ジェイ・ホワイト。

日本に来日できなかったこの半年間、スイッチブレイドはいったい何を考えていたのか? その動向、言動に注目が集まるジェイにリモートで直撃インタビュー(前編)!

■『レック Presents G1 CLIMAX 30』
・9月19日(土)15:00開場 17:00試合開始
大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)<開幕戦>
☆9月12日(土)より一般発売開始
※「1階アリーナ」は完売となりました。
※「1階ひな壇」「2階特別席」は残りわずかとなりました。

・9月20日(日)12:00開場 14:00試合開始
大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
☆9月12日(土)より一般発売開始
※「1階アリーナ」は完売となりました。
※「1階ひな壇」「2階特別席」は残りわずかとなりました。

この俺がIWGPヘビーに挑戦するべきナンバーワンのレスラーなのはあきらかだろ?

【新日本プロレスリング株式会社】

――さて、ジェイ選手。本日は先日発表になった『G1 CLIMAX 30』の対戦スケジュールについて伺いたいと思います。

ジェイ ああ、まだスケジュールは見てないから、おまえと一緒にチェックしていく感じになるだろうな。

――あれ、まだご覧になってないんですか?

ジェイ ノーだと言ってるだろ? こういう対応一つとっても、ニュージャパンのがどれだけ自分たちの“最大の資産”を大切にしようとしているかが伺えるってもんだな。

――でも、新日本プロレスリングワールドや公式サイトでも発表されていますけど……。

ジェイ じゃあ、俺はオフィスから個人的にメールを受け取ったか? 1本でも電話はあったか? 答えは「ノー」だ。そもそもなんで、俺よりも先にファンのヤツらが俺のスケジュールを知っているんだ? いいか、そもそも俺はこのリーグ戦すら、闘わなくていいはずなんだ。この俺がIWGPヘビー級王座に挑戦するべきナンバーワンのレスラーなのはあきらかだろ。しかも、俺は世界中で新型コロナウイルスが流行している中で来日しなきゃいけなかったんだぞ……。

――最近のジェイ選手はSNSで謎めいた投稿をしており、多くのファンが様々な憶測を巡らしていました。

ジェイ フフフ。そうだな。

――今回の来日は、やはり『G1 CLIMAX 30』を見据えたものだったでしょうか? それとも本来はもっと前に来日したかった?

ジェイ もっと早く来日しようだなんて、一切思っていなかったね。俺は、ただファンのヤツらをもてあそびたいだけだ。いいか? アイツらバカどもはインターネットに載っている情報を全部信じるんだ。俺は純粋にファンの心をもてあそんでやりたかっただけだ。じつにイージーなことだからな。

(鷹木が)絶好調? じゃあ、アイツがいままで闘った試合を思い返してみろ! 最近アイツが倒した選手ってのはたとえば誰だ?

【新日本プロレスリング株式会社】

――では、ここで『G1 CLIMAX 30』のリーグ表を見てみましょう。Aブロックのリーグ戦は9月19日(土)に大阪府立体育会館で開幕しますね。その初戦、ジェイ選手は鷹木信悟選手と対戦します。

ジェイ へえ、そうかい。

――昨年の『G1 CLIMAX 29』でジェイ選手は鷹木選手を倒しましたが、鷹木選手は今年素晴らしい実績を作っています。アメリカにいる間、日本で何が起きているかを把握していましたか?

ジェイ いや、ほとんどチェックしてなかったな。時々、ゲドー(外道)に連絡を取って俺に関することで何か起きているか? いまBULLET CLUBはどうなっているか? なんかの話は聞いていたけど。まあ、日本で起きていることに関して俺ができることは限られているし、日本でBULLET CLUBを管理するのはゲドー次第だったってわけだ。

――鷹木選手の試合自体は観ていないかもしれませんが、最近NEVER無差別級王座を失うまではかなり絶好調でした。

ジェイ 絶好調? じゃあ、アイツがいままで闘った試合を思い返してみろ! 最近アイツが倒した選手ってのはたとえば誰だ?

――タイトル戦ですと、エル・デスペラード選手、SHO選手……。

ジェイ ククク。SHOだって!? そんなヤツからの勝利に何の意味がある? 俺はその事実に感心するべきなのか? もし、そういう実績が俺みたいなレベルのレスラーと闘う時に、シンゴ(鷹木信悟)に追い風になると思っているんだったら、おまえは俺が思うよりも相当バカなヤツだな。

このリーグ戦にいるイブシとか他のレスラーすべて、俺にとっちゃあどうでもいいんだ!

【新日本プロレスリング株式会社】

――9月23日(水)の北海きたえーる大会では、飯伏幸太選手と対戦します。昨年の『G1』優勝決定戦のリマッチとなりますね。

ジェイ それが俺の『G1』2戦目の試合か?

――そうですね。
 
ジェイ さっきも言ったが、このインタビューを始めるまで、俺は『G1 CLIMAX 30』のスケジュールを一切知らなかった。そもそも、このリーグ戦にいるイブシ(飯伏幸太)や他のレスラーすべて、俺にとっちゃあどうでもいいんだ! ただ、1試合に2ポイント稼ぐってだけさ。俺はすべての試合を同じ価値としてしか見てない。それに前回、俺とイブシが闘った時は何が起きた?
 
――1月5日の東京ドーム大会の舞台で、飯伏選手を倒しましたね。

【新日本プロレスリング株式会社】

ジェイ ああ、その通りだ。だから、ニュージャパンは俺を最初っから挑戦者の先頭に置くべきだと言ってるんだ! でも、実際はそうなっていない。もう一度、なぜ俺が挑戦者の先頭にいるべきなのかを証明するためだけに、この『G1 CLIMAX 30』を闘い抜かなきゃいけないんだ。
 
――『G1 CLIMAX 30』は、ラバーマッチ(過去に1勝1敗の戦績を持つ選手が、3戦目で決着をつける試合)のような印象もありますよね。飯伏選手は昨年の『G1 CLIMAX 29』でジェイ選手を倒しましたが、今年1月5日の東京ドーム大会ではジェイ選手が試合に勝ちましたし。

ジェイ 俺にとってはラバーマッチではないな。このリーグ戦に特別な意味を持たせるためにそんな風に見たいヤツがいるかもしれないが、単純に俺の得点表に2ポイントいれるための試合にすぎない。

オカダ戦は、今回の方がロマンチックな状況じゃないか? 俺が世界中にショックを与えた“あの場所”でアイツを倒せるんだから。

【新日本プロレスリング株式会社】

――なるほど。その飯伏選手の次は、オカダ・カズチカ選手と対戦します。

ジェイ オカダとはどこでやるんだ?

――9月27日(日) 神戸ワールド記念ホールですね。2年前にジェイ選手と外道選手がオカダ選手を裏切ってBULLET CLUBに加入した場所と同じです。今回の試合には十分相応しい場所でしょう。

ジェイ フフフ。コーベか、なんだかロマンチックだな。本来は、コロナですべてが台無しになる前の『NEW JAPAN CUP』1回戦でオカダと闘う予定だったけど、今回の方がよりロマンチックな状況じゃないか? 俺が世界中にショックを与えた“あの場所”でアイツを倒せるんだ。あれは、プロレス界の歴史上一番重要な瞬間かもしれない。

――なるほど。もし外道選手がBULLET CLUBの状況をジェイ選手に報告しているのであれば、今年オカダ選手が高橋裕二郎選手と何度も闘っていることは知っていますね?

ジェイ ああ、今年のユージロー(高橋裕二郎)はいつも以上に高いプロレス技術を披露しているみたいだな。それでこそBULLET CLUBだ。俺たちは必要な時に能力をシッカリ高められるんだ。もしかしたら、オカダは自分がIWGPヘビー級王座のイメージにそぐわないことに気づいたのかもしれない。だから、あの間抜けな『KOPW2020』をやっているんじゃないか? 自分がチャンピオンとしてうまくやっていけないってことをようやく理解したんだろ。俺は長いことそれに気付いていたけどな。

オスプレイ? 体重を増やしたからといって、俺を倒せるくらい強くなったってことにはならない

【新日本プロレスリング株式会社】

――オカダ選手の次は、ウィル・オスプレイ選手との対戦(9月30日、後楽園ホール)ですね。

ジェイ フーン。そうか。

――オスプレイ選手は、昨年の『G1 CLIMAX 29』にジュニアヘビー級レスラーとして出場しました。2019年にジェイ選手とオスプレイ選手が闘った時(3.6大田区総合体育館、旗揚げ記念日スペシャルシングルマッチ)も、オスプレイ選手はジュニアヘビー級でしたね。

ジェイ そしていま、アイツはヘビー級になったんだろ。それぐらいは知っているぞ。まあ、みんなが知っていることだけどな。

――オスプレイ選手のヘビー級転向は、話題になりましたよね。

ジェイ なんでかって、アイツはそのことについてウンザリするほど語っているからな。おめでとう、ウィル。やっと、ウェイトトレーニング室の場所が見つかったらしいな? おまえは、筋肉を付けてガリガリのダサ男にならないようにしなきゃいけないことにようやく気付いた。でも、体重を増やしたからって俺を倒せるくらい強くなったってことにはならない。その事実を、今度の試合で見せてやるよ。

――今年のような非常に変わった環境の中で、『G1 CLIMAX 30』への準備の仕方はかなり変わりましたか?

ジェイ いままで以上にプロレスをしない時間が多かったから、『G1 CLIMAX 30』に出場するまでに身体を痛めつけられること、肉体的なダメージはほとんどなかったな。これは、いいことだ。実際に試合が始まるまで、今回のリーグ戦がどんな風になるのかは分からないけど、身体の調子はいい。他のヤツらとは違って俺はちゃんと身体のコンディションをキッチリ整えているからな。

――プロレスから離れている間も、シッカリと体調管理をしていたんですね。

ジェイ だから、俺は早くトップへ辿り着けたんだ。そして、それ以降はずっとトップに居続けている。この俺様は、リングに6カ月いなかろうが、6時間いなかろうが関係ない。俺はいつだってリングの対戦相手よりも6歩先にいるんだよ!

※後編も近日中に公開予定!

『レック Presents G1 CLIMAX 30』

・9月19日(土)15:00開場 17:00試合開始
大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)<開幕戦>
☆9月12日(土)より一般発売開始
※「1階アリーナ」は完売となりました。
※「1階ひな壇」「2階特別席」は残りわずかとなりました。

・9月20日(日)12:00開場 14:00試合開始
大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
☆9月12日(土)より一般発売開始
※「1階アリーナ」は完売となりました。
※「1階ひな壇」「2階特別席」は残りわずかとなりました。

・9月23日(水)16:30開場 18:30試合開始
北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
☆9月12日(土)より一般発売開始
※「アリーナ席」は完売となりました。
※「アリーナスタンド席」は残りわずかとなりました。

・9月24日(木)16:30開場 18:30試合開始
北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
☆9月12日(土)より一般発売開始
※「アリーナ席」は完売となりました。
※「アリーナスタンド席」は残りわずかとなりました。

・9月27日(日)14:30開場 16:00試合開始
兵庫・神戸ワールド記念ホール
☆9月5日(土)より一般発売開始

・9月29日(火)17:30開場 18:30試合開始
東京・後楽園ホール
※「指定席」は完売となりました。一般発売でのお取り扱いはございません。

・9月30日(水)17:30開場 18:30試合開始
東京・後楽園ホール
※「指定席」は完売となりました。一般発売でのお取り扱いはございません。

・10月1日(木)16:30開場 18:30試合開始
新潟・アオーレ長岡
☆9月12日(土)より一般発売開始

・10月5日(月)17:00開場 19:00試合開始
香川・高松市総合体育館・第1競技場
☆9月6日(日)より一般発売開始

・10月6日(火)16:30開場 18:30試合開始
広島・広島サンプラザホール
☆ローソンチケット特別先行 9月13日(日)12:00〜9月18日(金)23:59
☆9月19日(土)より一般発売開始

・10月7日(水)16:30開場 18:30試合開始
広島・広島サンプラザホール
☆ローソンチケット特別先行 9月13日(日)12:00〜9月18日(金)23:59
☆9月19日(土)より一般発売開始

・10月8日(木)16:00開場 18:00試合開始
岡山・ジップアリーナ岡山
☆9月12日(土)より一般発売開始

・10月10日(土)15:00開場 17:00試合開始
大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
☆ローソンチケット特別先行 9月19日(土)12:00〜9月25日(金)23:59
☆9月26日(土)より一般発売開始

・10月11日(日)16:00開場 18:00試合開始
愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)
☆9月13日(日)より一般発売開始

・10月13日(火)16:30開場 18:30試合開始
静岡・浜松アリーナ
☆9月13日(日)より一般発売開始

・10月14日(水)16:30開場 18:30試合開始
神奈川・横浜武道館
☆9月2日(水)より一般発売開始
※一般発売日は9月1日(火)を予定しておりましたが、9月2日(水)に変更となりました(8/19情報更新)

・10月16日(金)16:30開場 18:30試合開始 
東京・両国国技館
☆ローソンチケット特別先行 9月26日(土)12:00〜9月30日(水)23:59
☆10月3日(土)より一般発売開始

・10月17日(土)15:00開場 17:00試合開始 
東京・両国国技館
☆ローソンチケット特別先行 9月26日(土)12:00〜9月30日(水)23:59
☆10月3日(土)より一般発売開始

・10月18日(日)13:00開場 15:00試合開始 <優勝決定戦>
東京・両国国技館
☆ローソンチケット特別先行 9月26日(土)12:00〜9月30日(水)23:59
☆10月3日(土)より一般発売開始

※大会日程・開催日時は変更となる場合もございます。
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著者プロフィール

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。

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